IPカメラ設置時にPoE+給電が300m延長可能に……PoE延長装置が登場 | RBB TODAY

IPカメラ設置時にPoE+給電が300m延長可能に……PoE延長装置が登場

エンタープライズ セキュリティ
最大伝送速度は上り70Mbps/下り20Mbps。通信で使用する周波数帯域を狭めることでノイズ耐性を向上している(画像はプレスリリースより)
最大伝送速度は上り70Mbps/下り20Mbps。通信で使用する周波数帯域を狭めることでノイズ耐性を向上している(画像はプレスリリースより) 全 1 枚
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 ハイテクインターは、電話線を使用してPoEを延長可能にする装置「ABiLINX 3501T・ABiLINX 3501R」を発売開始した。

 既存の電話線を使用してPoE+(30W)を300mまで延長することが可能で、IPカメラ(ネットワークカメラ)網の運用などに利用されることを想定した製品となる。

 給電側となる「ABiLINX 3501T」と、受電側となる「ABiLINX 3501R」の対向による組み合わせで使用。300mまでPoE+(30W)出力を可能としており、1Pフィールドワイヤ(屋外用通信ケーブル)を使用した場合は、PoE延長距離1,500mでの動作実績を誇っている。また、PoE受電に関しては、1,200mまで対応。

 動作温度は、-40度から+75度。最大伝送速度は、上り70Mbps/下り20Mbps。IPカメラへの電源配線が難しい場所や、温度条件が厳しい場所、設置スペースの確保が難しい場所などでの運用を想定している。

 価格は3501Tが78,000円。3501Rが79,000円となっている。

《防犯システム取材班/小菅篤》

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