mineoが9月にマルチキャリア化、ドコモ回線利用プランの料金を発表
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また、以下に記者会見で行われた質疑応答の内容を紹介する。
--- 現在の契約数と手応えは?
津田氏(以下:敬称略):7月末で8万人を超えた。6月から7月にかけて約1万人増えた計算だ。最低利用期間を撤廃したことで解約も増えたが、申し込みの数も増えたことが要因。サービスを初めてから1年間にiPhone/iOS8で利用できなくなる問題も発生したが、これによる大きな解約増もなく、現状のユーザー数は当初想定通りの成果に近いと思う。
今後は年度末までに契約20万人を目指す。9月1日にドコモ回線を始めた際に、キャンペーンも弾みにしながら一気に増やしたい。
--- 今回発表された料金設定の意図は。MVNO他社と横並びの印象を受けるが、もう少し安くできなかったのか。
津田:au回線のサービスを980円でスタートしたが、データ増量を他社と同じようにしてきた結果、いまは行き着いている感もあった。他社よりも基本料金を下げるという考えはなかった。auとドコモの料金を合わせるのか、別々にするのかという議論もあったが、わかりやすくするために合わせたかった。それよりもマルチキャリア対応になるので、ここで十分闘っていけると思う。また、料金よりも品質を求めるお客様が今でも多いので、まずは品質を磨くことが大事と考えている。
--- auとドコモのどちらのユーザーが多くなるとみている。
津田:バランスはどちらも均等にやりたい。au回線を使っているMVNOは当社を含めて数社。こちらは今まで通りの戦い方で大丈夫だと考えている。ドコモは後発になるので、戦略を練っていきたい。
店頭での勧め方としては、auのLTEはカバー範囲が広く、ドコモは山間部など極地でもつながるメリットを提案する。全体としては、お客様が使いたい端末は、マイネオなら利用できる環境が整っていることをアピールする。またマイネオに先進的なブランドイメージを持ってくれている方も多いので、そこを伸ばしながら相乗効果を狙う。
《山本 敦》
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