【IFA 2015】IoTを加速させるサムスン、睡眠センサーやオートモーティブ連携など発表
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今年のメインテーマは「IoT」。近くリリースする製品やサービスを発表したほか、4K映像配信をNetflixなどパートナーとアライアンスを組みながら、さらに強く推進して行く方針を表明した。
壇上にはサムスン電子のチーフ・マーケティングオフィサーであるWP Hong博士が登り、同社のIoT戦略のビジョンを説明した。Hong氏は「昨年のカンファレンスでもIoTについて当社のコンセプトを紹介したが、今年は生活に密着したIoTの製品やサービスに関連する具体をブースで展示できることを嬉しく思う」と語り、サムスンのIoTが未来の技術ではなく、すでにコンシューマー向けの商品とした形を成してユーザーに届けられる準備が万全であることを強調した。
同社のデジタルアプライアンス部門バイスプレジデントであるYoon C. Lee氏は、近くヨーロッパ市場に投入予定のIoT新製品「SleepSense」を壇上で紹介した。
睡眠の質を改善できるパーソナルヘルスケアデバイス「SleepSense」は、ベッドのマットレスの間に設置して、ユーザーの体に触れることなく心拍数や呼吸のリズムを97%の正確性でトラッキングセンサーがリアルタイムに感知。
朝目覚めるとすぐに、ペアリングしたモバイルアプリ「Samsung SmartThings」で、ユーザーの年齢に対して平均的なデータと見比べながら、眠りの質が評価できるというものだ。
睡眠スコアはトータルの睡眠時間/睡眠効率/深い眠りに落ちるまでにかかった時間/睡眠中に目覚めた回数/ベッドから出た時間/レム睡眠状態の頻度/深い睡眠を得た比率の全7項目にわたる。アプリでは、睡眠の質を改善するためのアドバイスも提供される。
《山本 敦》
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