宮沢りえ×クドカンの初タッグ……「オファー即答した」
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
不慮の事故で17歳にして命を失った高校生・大助(神木さん)。目覚めるとそこは、まさかの地獄! たいして悪いこともしてないのに、大好きなひろ美ちゃん(森川葵)とキスもしてないのに、このまま死ぬには若すぎる! 地獄でロックバンド・地獄図<ヘルズ>を率いる赤鬼のキラーK(長瀬さん)と出会った大助は、彼から地獄のしくみを学び、ひろ美ちゃんとキスするために現世へのよみがえりを目指して、大奮闘するのだが――。
本作は、宮藤さんの完全オリジナルによる“爆笑地獄”コメディ。地獄専属ロックバンドのボーカル&ギターで、地獄農業高校の軽音楽部顧問の赤鬼・キラーKを演じるのは、7年ぶりの映画主演となる長瀬さん。神木さんと15年ぶりの競演を果たしているほか、尾野真千子、森川葵、桐谷健太、清野菜名、古舘寛治、皆川猿時、古田新太ら豪華キャストも、中には“地獄メイク”で別人のようになりながら(?)出演する。
さらに今回、地獄に落ちた大助が恋するヒロイン・手塚ひろ美の20年後として、宮沢さんが出演。2014年の邦画を代表する『紙の月』で各国内映画賞を多数受賞し、2016年秋に公開を控える『湯を沸かすほどの熱い愛』では、余命宣告を受けた母親役に挑むことでも話題となっている宮沢さんは、意外にもクドカン作品は初参加。
宮藤監督が手掛けた脚本に強く惹かれて、出演を決めたという宮沢さんは、「宮藤さんはお仕事を一緒にしたいなぁと思う人の1人でしたので、オファーを受けて即答しました」とコメント。「脚本を読んで、多少戸惑いはありましたが、振り切れた世界に、絶望と希望が塗れていて、参加できて、心から嬉しいです」と、初タッグへの喜びを語る。
一方、宮藤監督は、「(20年後の)ひろ美役は“たたずまいが印象的な大人の女性”が良いと思い、ダメもとで宮沢さんにお願いしましたところ、演っていただけるということで、とりあえずビックリしました。現場では、テストの時点でほぼ言うことがなく、スタッフの手前、なんか言った気もしますが、その度に芝居が変化し、その柔軟さに唸らされました」と喜びのコメントをし、宮沢さんを絶賛。
また、「今回はヒロイン的なポジションですが、またのチャンスかあれば、振り切り枠に、呼んでいただきたいな、と思ってます」と語る宮沢さんに、「次はわちゃわちゃの方でお願いしたいです」と応じ、宮藤監督も再タッグを匂わせた。
加えて、さらなる追加キャストも続々と明らかとなり、皆川さん演じる“じゅんこ”率いる地獄のガールズバンドのドラマー役にシシド・カフカ、ベーシスト役に美人ベーシストとして知られる清(きよし)、大助の母親役に坂井真紀、そして役どころは明かされていないが荒川良々の参戦も決定。“死ぬほど”(!?)笑える地獄コメディが、どんな展開を見せるのか、ますます気になるところだ。
『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』は2016年2月6日(土)より全国にて公開。
宮沢りえ×クドカン、初タッグに歓喜!「ダメもとでお願い」
《text:cinemacafe.net》
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