4Kスマホ&下り最大300Mbpsの高速通信が登場……ドコモが冬春モデル13機種発表
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■新商品は初の4K対応スマホからNexusまで充実
まず壇上で紹介されたのは世界で初めて4Kディスプレイを搭載したソニーの「Xperia Z5 Premium」。「4Kといえばテレビの世界での話だったが、これからはスマホでも臨場感溢れる4K映像が楽しめるようになる。11月下旬からひかりTV、dTVが4Kコンテンツの配信を始める。また4Kに満たないコンテンツもアップスケーリングで高精細に視聴できる。この高精細映像が当たり前になる時が来たことがとても嬉しい」と加藤氏は語った。
スマートフォンは10機種をラインナップ。グーグルのスマートフォンにおけるリードデバイスであるNexusシリーズも取り扱われる。端末は約5.2インチの「Nexus 5X」。最新のOSであるAndroid 6.0を採用する。加藤氏は「Nexus 5Xで262.5Mbpsの高速通信サービスに対応できるのはドコモだけ。Nexus以外のドコモ冬春モデルについても、Android 6.0へのバージョンアップを頑張ってやっていく」とした。
XperiaはフラグシップであるZ5シリーズの3機種を全て取り扱う。シャープからは滑らかな映像を表示するハイスピードIGZO液晶を搭載、300Mbpsのプレミアム4G対応の「AQUOS ZTEA」などが加わる。
サムスンの新しいGalaxyシリーズはMIL規格の21項目準拠に加えて、独自の落下耐久試験をクリアしたタフネススマホ「Galaxy Acive neo」。arrowsシリーズは、虹彩認証対応の「arrows NX」とコンパクトな「arrows Fit」の両方がMIL規格対応となる。
ディズニーモバイルの新端末は「DM-01H」。コンセプトは手のひらで楽しめるディズニーパークの4つの世界。ミッキーマウスをかたどったスマホピアスが同梱される。10.1型タブレットのdtabはharman/kardonが音響チューニングを施した。
さらにdtabではタブレットの画面に日本語で手で書いた文字が即座に英語に翻訳される「てがき翻訳アプリ」が利用できる。加藤氏は「“はなして翻訳”などの先行するアプリと合わせて、日本での外国人の方々のおもてなしをさらに便利なものにしていきたい」と話した。
■プレミアム4G/300Mbpsは11月上旬スタート
高速LTE通信サービスは、先日のiPhone 6s/6s plusの発売記念イベントでは東名阪エリアで262.5Mbps通信速度に対応したことが発表された。新たにNexus 5Xもこれに対応する。さらにスマートフォンのAQUOS ZETA SH-01HとWi-Fi Station N-01Hが受信時(下り)最大300Mbpsのプレミアム4Gサービスに対応する。高速通信サービスの開始時期は11月上旬を予定。
同サービスは、1.5GHz/2GHz/800MHzの3つの周波数帯域を束ねて高速通信を可能にする。都内山手線の各駅では、最繁時の実効速度が平均で4倍アップするとした加藤氏は、「皆様が快適に使えるネットワークであることが大きなポイント。速さだけでなく、安定感も含めた快適なネットワークを広げて行きたい」とコメントした。300Mbpsの高速通信サービスは約380都市からスタート。15年度内には約600都市に拡大していく計画だ。
《山本 敦》
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