マイネオ、ドコモ&auプラン対応の新マルチキャリア端末を発表……au VoLTE対応SIMカードも
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今回発表された端末は、富士通製のスマートフォン「arrows M02」、ならびに富士通製のauプラン用モバイルWi-Fiルーター「SI-LA(SILA01)」、国内・海外で使えるNEC製ドコモプラン用のモバイルWi-Fiルーター「Aterm(MR04LN)」。発売は11月19日を予定している。
「arrows M02」は、SIMを差し替えることでauとドコモ、それぞれのLTEネットワーク回線、およびVoLTEが利用できるSIMフリースマホ。端末のスペックはAndroid 5.1を搭載。対応周波数帯域はドコモが2GHz/1.7GHz/800MHz、auが2GHz/800MHz。本体には5.0インチ(1280×720画素)の有機ELディスプレイを搭載するほか、独自の省電力技術により2,330mAhのバッテリーで約3日間の持続時間を実現した。
おサイフケータイや防水・防塵設計など国産スマホならではの仕様をカバー。落下に強い耐衝撃性能も備えた。ワンセグ機能は搭載しない。メインカメラの有効画素数は約810万。カラーバリエーションは、ブラック/ホワイト/ピンクの3色。同時発表の各キャリア専用Wi-Fiルーターと合わせて、販売料金については11月上旬に発表を予定しているが、「お手頃感のある価格水準」が想定されているという。発売に合わせて先行予約キャンペーンも実施する予定。
また新端末は発売前からグランフロント大阪にあるmineoのアンテナショップに10月下旬から展示し、体験できるようになる。大阪マラソン2015 EXPO会場に期間限定でオープンする「mineoアンテナショップ2号店」での出展も計画されている。
au VoLTE対応SIMは、今回同社が発表した「arrows M02」のほか、auが15年夏モデルとして発表したVoLTE対応端末・SIMロック解除可能端末の10機種をベースに、SIMロック解除を行うことで利用できる。提供開始は11月19日。すでにmineoのauプランを利用しているユーザーで、VoLTEサービスに移行したい場合は2,000円の追加料金でSIMカードの交換が可能だ。
auが2014年冬モデルとして発表したURBANO V01、isai VL LGV31、15年春モデルのBASIO、AQUOS SERIE mini SHV31、INFOBAR A03については、mineoの新サービス対応外となるので注意が必要だ。
なお、ドコモやソフトバンクのキャリア端末をSIMロック解除して、mineoのau VoLTE対応SIMが使えるようになるのかという点については、ケイ・オプティコムでは、まだ検証ができていないという。
《山本 敦》
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