マイネオ、ドコモ&auプラン対応の新マルチキャリア端末を発表……au VoLTE対応SIMカードも 3ページ目 | RBB TODAY

マイネオ、ドコモ&auプラン対応の新マルチキャリア端末を発表……au VoLTE対応SIMカードも

ブロードバンド 回線・サービス
ケイ・オプティコムの津田氏(左側)との富士通の甫立氏
ケイ・オプティコムの津田氏(左側)との富士通の甫立氏 全 10 枚
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 今回の記者発表会には、富士通から公共営業本部 エネルギー統括営業部 統括部長の甫立和也氏もゲストスピーカーとして登壇した。発売される「arrows M02」について、「従来の一般的なMVNO端末のイメージである、安いけれども問題ありというイメージを完全に払拭したい。これまでに培ってきた、arrowsブランドの名にふさわしい、最新スペックと納得の行く性能を、求めやすい価格で提供していく。皆さんの期待に十分応えられると確信している」と述べた。

 またmineo限定カラーとして加わるピンクについては、「今後MVNOが普及時期に入ると、流行に敏感な女性の方や、お得なサービスに感度の高い主婦の方に求めやすい端末になるだろう。これからは個人がライフスタイルに合わせた回線を選ぶ時代。mineoはそのなかでもトップ集団に位置づけられるだろう。富士通はこれからもケイ・オプティコムと連携しながら、ユーザー本位の端末とサービスを提供していく」とした。

 記者発表終了後に記者からの質問に答えた津田氏は、「mineo史上最大のキャンペーン」終了後にユーザーが離脱する見通しについて、「正直に言って半年経ってみないとわからない」としながらも「au基盤のMVNOとしてスタートしてから1年間の縛り期間を設けたが、1年後の離脱率は思ったほど多くなかった。今回もその時と同じで、離脱率は1割にも到達しないとみている。複数回線を申し込んでいただいている方もいるので、そういう方は一つにまとめられる可能性はある。今後の動きを注視したい」とコメントした。

 また総務省において立ち上がる携帯電話料金の引き下げ策を検討するタスクフォースについてコメントを求められた津田氏は、「ユーザーの皆様は料金値下げを望まれているだろうが、なかなか大手キャリアがこれを受けてすぐに対応するのかといえば違和感がある。また私たちのようなMVNOにとっては、もしキャリアが料金の引き下げを実行してきて、料金が肩を並べてくるとすれば脅威だ。ただ、MVNO市場をもっと世間の皆様にわかりやすく伝えていただける機会になればありがたいとも思う。もし当方から要望できることがあるとすれば、キャリアメールの開放や接続料の引き下げを検討していただきたいと思う」と答えた。
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《山本 敦》

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