【CEATEC 2015】小型体温測定技術やセンサー搭載カメラ……オムロンの見守り技術
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
●小型体温センサーで体調管理
オムロンヘルスケアの技術として出展されていた「貼り付け体温測定技術」のユニットは、超小型温度センサーと無線技術を組み合わせたもので、測定した体温を継続的にスマートフォンなどに送信することを可能としている。
想定される用途は乳幼児や高齢者、入院患者などの健康管理、屋外作業者の体調管理などで、同技術により、急な容態変化や熱中症など、重篤な状態になる前に即時対応することができる。現在は参考出展段階で、2017年頃の実用化に向けて開発が進められている。
●細やかな見守りができるカメラセンサー
続いてが、オムロンの「ヒューマンビジョンコンボ家族目線(HVC-C2W)」。8月末に発売が発表された製品で、赤ちゃんや老人、留守宅の見守りなどを想定した家庭向けネットワークカメラセンサーとなる。
税込29,800円で一般向けに販売されている製品だが、カメラ側の機能として顔検出、顔認証、性別検出、年齢推定、人体・ペット検出など、同社が保有する多彩な画像センシング技術が搭載されている点が最大の特徴。「赤ちゃん用」「ペット用」「留守宅用」といった用途によって、操作用アプリを分けることでニーズに応じた「使い勝手」を提供する。
SI業者などによるソリューション提供を前提として、SDKなども公開されるため、各種認証技術を活用したアプリケーションの開発が容易になる点でも注目されている。
《防犯システム取材班/小菅篤》
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