中小企業のマイナンバー対策に活用! 指紋認証機能付きPC収納ボックス
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展示された製品は、10月から施行されたマイナンバー制度の安全管理措置に対応するものだ。机上に設置するPC収納ボックスは、事前に登録したユーザーのみが指紋認証によって扉の開閉ができる。
これにより、普段はマイナンバーが保管されているPCを触れないようにし、必要なときだけシャッターを開けて作業が行えるようになる。カバー構造になっているため、入力作業中も横からの覗き見を防止できる。さらに開閉の履歴を機器に保管でき、USBで取り出せる。
このPC収納ボックスは、隣に設置したセキュリティ管理ロッカーと連動できる。指紋認証が完了するとロッカーのソレノイドも開放され、4段キャビネットが開錠される仕組みだ(ロッカー単独の指紋認証にも対応)。PC収納ボックスがない場合は最大3台、PC収納ボックスがある場合は最大2台のロッカーを増設することが可能だ。
「300人程度の企業が、源泉徴収票などのマイナンバー関連書類をロッカーに収納できる。だいたい1年分でキャビネット1段ぶんの使用を想定している」(同社担当)という。
大きな特徴はPC収納ボックスの価格だ。指紋認証機器を含む本体価格が8万5000円。さらにセキュリティ管理ロッカーを1つ付けても22万円。中小企業でも手が届く価格帯だ。
同社のブースでは、スタンドアローン型の鍵管理システム「Traka21」も展示していた。こちらも中小企業向けの鍵管理システムで、マイナンバーなど重要な書類の入ったロッカーキーを21本ほど保管できる。本体の液晶タッチパネルから4桁のPINを入力すると、本体が開き、目的の鍵にタッチするだけで取り出せる。
鍵はユーザーごとに取り出せるように権限を事前に設定でき、使用履歴も記録。さらに記録した用履歴をスクリーン画面で確認したり、履歴データをUSBメモリにエクスポートすることも可能だ。
同社担当者によると、「我々はデータセンター向けのハイスペックな鍵管理システムを扱っているが、その技術を利用し、中小企業でも扱えるようなシステムとして提供している」という。こちらも本体価格25万円と手ごろな料金設定になっている。
※記事は取材時点の情報に基づいて執筆しています。閲覧時点で実際の状況が変更されている場合もあります。
《井上猛雄》
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