季刊誌『上方芸能』、来年5月で約50年間の歴史に幕
エンタメ
その他
注目記事
-
ワザありプロジェクター! 開けば大画面・畳めば本棚にも収納できちゃう!!【PR】
-
『CUTiE』休刊……マギーら多くのモデルがショック 「すごく寂しい」「復活してほしい」
-
落ドル・田代沙織、ウェディングドレス姿で「歌丸師匠、ごめんなさい」

同誌は1968年に「上方落語をきく会」の会報として創刊された。当初は落語中心の内容だったが、上方の芸能全般を取り上げる内容へと進化していった。今年3月に亡くなった桂米朝さんも連載していた。
しかし発行者である文化芸能評論家の木津川計氏は、来年5月発行の200号をもって同誌を終刊すると告知。金銭面でかなり厳しい状況にあったとして、「読者の高齢化による定期購読者の減少が痛手になりました」と明かした。全盛期である8、90年代の定期購読社数は2000人にも上ったが、現在は970人にまで落ち込んでいるという。
木津川氏は「強い財政基盤と清新な、いわば第二次『上方芸能』が発行されるか否かに大阪の芸能文化の真価が問われることになっていきましょう」と語っている。
《原田》
特集
この記事の写真
/