【快適ペットライフ Vol.19】ペットが夜間救急にかかるケースについて | RBB TODAY

【快適ペットライフ Vol.19】ペットが夜間救急にかかるケースについて

エンタメ その他
Interpetsの体験検査にて(イメージ)
Interpetsの体験検査にて(イメージ) 全 3 枚
拡大写真
 ペットを飼っていると、動物病院のお世話になった経験が少なからずあるかもしれない。筆者は2歳と3歳になるトイプードルを2匹飼っているが、2匹とも誤飲で動物病院のお世話になったことがある。特に夜間の救急に行くことが多いのだ。うちは共働きであり、昼間は家に誰もおらず、ペットもゲージのなかに入っていることが多いのだが、夜に帰宅するとゲージから出すため、救急時間の事故が起こりやすくなるのだろうか。

 ここで、夜間の救急でどのくらいの費用がかかり、どのような処置がされるのかについて筆者の経験を紹介しよう。あくまでもこれは筆者のケースであり、すべての場合にあてはまるとは限らない点に注意していただきたい。

 信じられないことだが、3歳のトイプードルは「冷えピタ」を2回、その他プラスチック製品も飲み込んだとがある。飼い主の不注意と言えば不注意でもある。2歳のほうとは性格が全く異なり、一生懸命食べているものを取ろうとすると非常に怒るため、簡単に取り出すことができない。気が付いた時には、口から見たことのある長方形の紙のようなものが、べろ~んと垂れており、いくら騒いでも手遅れ。ごっくん、と飲み込んでしまった。さっそく動物病院に電話し、予約をとることになる。その際には誤飲してからどれくらいの時間が経過しているか?ということとと、来院する際に飲んだものの見本と成分が書いてあるパッケージなどを持参するように言われる。

 ここで注意したいのは、深夜の救急対応をしてくれる動物病院は限られるということだ。誤飲の場合は素早い対応が求められることもあるため、普段から何かあった時のために、家から最も近い病院を探しておくといいだろう。筆者の場合は、普段はイオンモールの動物病院に行くのだが、救急の場合は車で30分から40分の距離にある病院まで出かけなければいけない。

 なお、「冷えピタ」のケースで説明すると、先生曰く「ウンチになって出てくる可能性もあるが、普通のものと違うため、出てくるまでに内臓がただれたり、命とりになる場合もありうる」とのこと。通常は注射を打って吐かせる処置を行うが、吐いても出てこない場合は手術ということもありうるとのことだ。なお、吐かせる場合も食道がただれる可能性も考えられるため、処置への同意を求められる。筆者の場合は2回とも、吐くことで、誤飲した「冷えピタ」を出すことができたのだが、時間が経過して腸までいってしまった場合にはどうなっていたかわからない。吐くことはペットにとっても非常に体の負担になることなので、飼い主が十分に注意しなければいけない。食事をしてすぐに誤飲した場合は、そのまま処置を行うが、食事から時間が経過している場合には、敢えて病院で食べ物を与え吐きやすくする。無事処置が済んだら、最後に点滴を行う。

 さて、ここで夜の23時に動物病院にかかった場合の料金を紹介しておきたい。

夜間診察料  10000円
処置料    4000円
皮下点滴   3000円

合計  17000円
消費税    1360円

税込金額   18360円

保険負担額  3780円
自己負担額  14580円

 筆者が加入しているのはアニコム損保のペット保険「どうぶつ保険」ふぁみりぃで、年間保険料 30170円を支払っている。対象となる特約・割引は、継続契約特約、通信販売特約、初回保険料払特約(継続用)、クレジットカード払特約。支払割合は50%、通院は最高1日10000円まで、入院は利用日数 1年間無制限、手術は1回100000円で1年間に2回まで。

 保険は入っていないという飼い主も多いと聞く。しかし、ペットと飼い主の生活の場や距離が昔に比べて近くなってきている点、長生きするペットが増えてきている点などを考慮すると入っていたほうがいいような気がする。

 誤飲するかしないかはペットの性格や環境に左右される。しかし、誤飲したことにも気が付かない飼い主もいうという。ペットを飼っている以上、身の回りのものに十分に注意する必要があるだろう。

《RBB TODAY》

特集

【注目記事】
【注目の記事】[PR]

この記事の写真

/

関連ニュース