2人のリーダーが見た”100年先の日本”とは...新春ドラマ『百年の計、我にあり』 | RBB TODAY

2人のリーダーが見た”100年先の日本”とは...新春ドラマ『百年の計、我にあり』

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「百年の計、我にあり~知られざる明治産業維新リーダー伝~」(C)TBS
「百年の計、我にあり~知られざる明治産業維新リーダー伝~」(C)TBS 全 3 枚
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「100年先の日本」を見据え、銅山の改革に邁進した明治の偉人を描く完全実録ドキュメンタリー・ドラマ「百年の計、我にあり~知られざる明治産業維新リーダー伝~」が主演に榎木孝明と石黒賢を迎え、TBSにて来年正月に新春スペシャルドラマとして放送されることが明らかとなった。

物語の舞台は、瀬戸内海に面する愛媛県新居浜市を見下ろす別子銅山。明治維新後、危機に瀕した銅山の再生こそ日本発展に貢献できる唯一の道であると、銅山の近代化に邁進した2人のリーダー、広瀬宰平と伊庭貞剛。2人は一企業のみならず、国家百年の計を見据えた改革を次々と実現、それは明治日本の産業維新ともいえるものであった。

幼少の頃から、住友が経営する別子銅山で育った広瀬は、銅山の近代化を図ることこそ、住友が日本の産業の発展に寄与できる唯一の道と信じ、「100年先の日本のため」と住友家を説得。近代化の実行を宣言した。「お雇い外国人」が日本中を闊歩する時代だったが、広瀬は日本人の手による近代化にこだわり、鉱山技術を学ばせるために塩野門之助を留学生としてフランスに送り込むほか、西欧技術の取り込みを積極的に行った。こうして、銅山の近代化は20年という驚くほどのスピードで進んでいく。やがて広瀬の甥である伊庭も加わり――。

本作は、明治時代に国家存亡をかけ、産業の近代化という課題に敢然と挑んだ実業家の実名による完全実録ドキュメンタリードラマ。江戸時代初期からの銅商であった住友を近代的企業グループへと変貌させた2人の人物の知られざる足跡を追うストーリーだ。

そんな2人を演じるのは、榎木さんと石黒さん。「浅見光彦シリーズ」(フジテレビ)や数々の大河ドラマに出演し画家でもあり多方面で活躍する榎木さんが演じるのは、住友が日本の産業の発展に寄与できる唯一の道と信じる広瀬宰平。榎木さんは「広瀬宰平は、“100年先の日本のことを思う”という現代人ではとうてい考えられないようなポリシーの持ち主で、非常に先見の明があり素晴らしい偉人です。このような人物がいたからこそ、いまの日本があると感じました。広瀬と伊庭が対立する場面はみどころのひとつです。広瀬は企業のあるべき姿を伊庭がしっかり受け継いでいることに納得し、すべてを託すシーン。2人の丁々発止のやりとりは見応えがあります」と自身の役どころと見どころをコメント。

また、広瀬の甥でありもう一人のリーダー・伊庭貞剛を演じるのは大河ドラマ「新選組!」や『ローレライ』など善人から悪役まで幅広い演技で活躍する石黒さん。自身の役どころについて「公害問題を解決するために大胆な計画を実行に移す行動力の持ち主です。叔父である広瀬に物怖じせず意見する勇気、胆力、そして先見性に人間としての器の大きさ、魅力を感じます。伊庭は総理事を継いだあと、まず鉱山で働く人たちに気持ちを寄せて彼らの顔と名前を覚えます。まだ江戸時代の身分格差があったであろうなかで、分け隔てなくフラットな目線で人々と接する」と語っている。

新春スペシャルドラマ「百年の計、我にあり~知られざる明治産業維新リーダー伝~」は2016年TBSにて正月放送予定。

榎木孝明&石黒賢、明治の偉人を演じる!新春ドラマ「百年の計、我にあり」

《cinemacafe.net》

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