アニメ制作会社・マングローブが破産手続開始……『虐殺器官』どうなる? | RBB TODAY

アニメ制作会社・マングローブが破産手続開始……『虐殺器官』どうなる?

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 「サムライチャンプルー」や「GANGSTA.」、「ハヤテのごとく!」シリーズなど数々の人気アニメを手がけたアニメ制作会社・マングローブが破産手続きを開始することがわかった。帝国データバンクが11日に明かした。

 クオリティの高さに定評があり、2013年10月期には年収入高約10億1700万円を計上した同社だったが、同業他社との競合などが厳しく、2014年10月期の年収入高は約4億6000万円と半分以下にとどまっていた。業況は今年に入ってからも回復せず、資金繰りがひっ迫。9月29日までに事後処理を弁護士に一任し、自己破産申請の準備に入っていたが、今月4日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けた。 申請時の負債は、債権者約237名に対し約5億4446万円だという。

 同社は劇場アニメ『虐殺器官』を制作中だった。もともと11月13日に公開を予定していた同作は、10月1日に「制作体制の見直しのため」と公開延期が発表されている。破産手続きの開始が今回正式に決定し、アニメファンはネット上で「マジで虐殺器官どうなるの…ほんと楽しみにしてるからツライ」「ありゃ、虐殺器官はお蔵入りかしら……」などと心配の声を上げている。

《原田》

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