クレカ決済にも対応! 中小企業向けPOSレジアプリ「Airレジ」が新サービス発表
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■Airレジのユーザーアカウント数は21万件に到達
イベントは終日に渡って実施されたが、午前中には「Airレジ」のサービスを主催するリクルートライフスタイルの執行役員 ネットビジネス本部 スモールビジネスソリューションユニット長である大宮秀紀氏による基調講演が行われた。
本日19日に、スタートから2周年を迎えた「Airレジ」。大宮氏はこれまでの歩みを振り返りながら、「1年前にユーザーアカウント数は10万件を超えて、日々の支払いは東京周辺から全国に広がり、北海道から沖縄までたくさんの人々に毎日使っていただいている。多くの方々の店舗経営を支えるサービスに成長してきた」と手ごたえを語った。さらに同日時点で登録アカウント数が21万件を超えたことも発表された。
「Airレジ」は、中小規模のビジネス経営者の業務支援を目的に開発されたPOSレジ(販売時点情報管理付きレジ)の機能を搭載するモバイルアプリ。対応端末はiPad/iPhone、およびAndroidスマホとタブレット。対応端末にインターネット環境を用意すれば、アプリ自体は初期費用無料で導入ができ、月額のランニングコストもかからない。売り上げデータはクラウド上に保存されるため、端末が故障してもデータが消える心配はないのが特徴だ。
アプリを開発した動機について、大宮氏は「お店を経営される方々の、周辺業務のわずらわしさを解決したかった」からであると振り返る。レジ締めにかかる時間によりプライベートな時間がとりづらい、あるいは統計的な販売データが手計算では得にくいため、経営状況の把握が難しいといった、少ない従業員規模でビジネスを展開する経営者のため、通常は膨大な導入費用がかかるPOSレジと同等の機能をアプリで提供しようとしたコンセプトがAirレジアプリ誕生の背景にある。
アプリという形態の特長を活かしながら、税制度などに変更が生じた場合も常にアップデートで最新の機能が追加できる。大宮氏は「簡単な操作を実現していることから、いま使っていただいている方々へのアンケートから利用継続意向が99%に上ることがわかった」としながら、中小規模事業者へのサポートをより強化していく考えを述べた。
《山本 敦》
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