キッチンマットに「い草」、開発ヒントは“不満”!? | RBB TODAY

キッチンマットに「い草」、開発ヒントは“不満”!?

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「い草キッチンマット」の利用イメージ
「い草キッチンマット」の利用イメージ 全 3 枚
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 寝装やインテリアを手掛けるイケヒコ・コーポレーションは7日、「不満買取センター」を活用した新商品「い草キッチンマット」を発表した。

 「不満買取センター」はネット上の不満を買い取るサービス。膨大な不満をビッグデータとして分析し、商品やサービスに対する不満改善のほか、新商品やサービスの開発に役立てられる。

 同商品の開発にあたり、イケヒコ・コーポレーションは「不満買取センター」を利用して、“キッチンマットに関する不満”を収集。”洗濯する前に髪の毛や小さなゴミを取る手間がかかる”、”使用期間の経過とともに滑り止め効果が薄れ、裏面が傷んでゴミが出てくる”、”掃除機をかけるとマットを吸い上げてしまいゴミがとれない”の3つに、ユーザーが不満を抱えていることが分かった。

 そこで、「い草キッチンマット」はマットの表面素材にい草を採用。汚れやゴミがつきにくく、髪の毛や小さなゴミが付いてもとり除きやすく、掃除機がかけやすい製品となった。一方、裏面は粘着式のゴミ・ホコリとり機をコロコロするだけで、滑り止め効果が長持ちさせられる。

 客からの不満という、通常は頭を悩ませてしまうものに、実はビジネスチャンスがある。

《加藤/H14》

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