観光産業の拡大へ、国交省が高速バスやLCCの環境を整備
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低価格で良質な交通サービスである高速バスやLCC(格安航空会社)などを国民や外国人観光客に対して、より身近なサービスとするため、関係者連携の場として「国内観光の振興・国際観光の拡大に向けた高速バス・LCC等の利用促進協議会」を設置する。メンバーは国内LCC各社や空港関係者、高速バス事業者などで構成する。
協議会では、高速バス・LCCなど、サービスに関する国内外向け情報プラットフォームの構築や、LCCと高速バスの国内外向けイメージプロモーション、高速バスなどによる空港から目的地までのアクセス確保、LCCと、高速バスの空港から目的地までのアクセスをセットにしたプロモーションなどを検討する。
また、LCC拠点である成田・関空に関するイメージプロモーションやLCCと高速バス乗り継ぎチケットの開発・普及拡充、高速バスの外国人旅行者向けフリーパスの開発・普及拡充、道の駅との連携推進なども検討する。
国内観光振興や外国人観光客の訪問促進による地域活性化のためには、低価格、良質で需要創出効果のある交通サービスである高速バス・LCCなどの活用促進が求められている。今年4月には成田空港にLCC専用ターミナルが整備され、来年春には新宿南口に高速バス乗り場を集約したターミナルビルが開業するなど、LCCや高速バスの事業を発展させる可能性のあるインフラ整備が進捗している。
こうした中で、「観光立国実現に向けたアクション・プログラム2015」で、高速バス・LCCの利用促進に向けた課題解決に向けて関係者が協働・連携するためのプラットフォームの構築が盛り込まれている。
これを受けて、関係事業者が連携するための場として、同協議会を開催するもの。
1回目の会合を12月15日に開催する。
国交省、観光振興に向け高速バスやLCCの利用環境を整備へ
《レスポンス編集部@レスポンス》
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