マルチアングルでプロレス番組を自分で編集……VIXT開発者に聞く
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
このサービスは電通とISIDが開発した多視点動画配信ソリューション「VIXT」(ビクスト)が活用されている。電通のマーケティング・クリエーティブセンター、コミュニケーション・コンサルティング室、戦略コンサルティング部の志村彰洋主任研究員に話を伺った。
■スポーツ配信の多視点映像を自分でチョイスできる
新日本プロレスワールドのマルチアングルサービスでは、2015年10月12日に両国国技館で行われた「KING OF PRO-WRESTLING」の試合映像を利用した。
「用意された6つのカメラからのアングルをスイッチングしながら、自分で映像を編集できます。映像は両チームサイドからの視点はもちろん、レフリーに近い視点や、リングサイドからの視点、さらに観客席からの引きの視点などがあり、迫力あるプロレスの試合をタイムラインに沿って好みにあわせて編集できる点がウリです」(志村主任研究員)
メイン画面の下には6つのサムネイル映像が流れており、そこをクリックするだけでカメラアングルがリアルタイムに切り替わり、メイン画面に表示される。6つのアングルはタイムライン上でカラー分けされ記録されているため、自分がどのタイミングで、どのアングルの映像をセレクトしたのかも確認できる。
特にプロレスという素材の場合、トップロープからの飛技や、空中殺法、カウント3、さらに場外乱闘など、いろいろなシーンがあるため、6つの映像のタイミングを見計らいながら、プロのスイッチャー気分で映像を選択できる。
さらに、「自分で編集した映像は、専用サーバーに登録して、FacebookやTwitterでもシェアできます」(志村主任研究員)。批評してもらってよりよい“作品づくり”に生かすのもよいだろう。映像を公開する際には、自分でコメントを入れられるので、どんな点に着目して映像を編集したのかを説明することも可能だ。
《井上猛雄》
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