盗難防止から盗難車両のエンジンストップも可能にする遠隔制御デバイス
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
「MCCS」は、クルマの遠隔制御を可能にするIoTデバイスで、セキュリティ用途で見ていくと、盗難の発生を自動で検知&通知を行い、GPSによる現在地の把握、さらに遠隔制御により盗難された車両を停止させるといったことが可能になる。
従来のカーセキュリティグッズの多くは、後付けタイプのものが主流で、一定のセキュリティ知識を持つ犯罪者などなら機器を取り外してしまうという課題があったが、同デバイスなら内部に組むこむ形になるので取り外しが困難で、車両自体の走行も制御することができる。
また、従来から一歩進んだカーセキュリティを実現することで、カーリース業界などに向けては、借り倒しにあった際の車両回収や利用制限も行えるため、これまで支払い能力はあるのに与信審査が通らなかった利用者に対してもサービスの提供が可能になり、頭打ちになりつつあるカーリース業界の新たな市場開拓も実現できるという。
ちなみに同デバイスを活用されたサービスは、フィリピン、インドネシア、ベトナム、タイ、インドなどですでに導入されているとのこと。一方、「MCSS mini」は、遠隔制御機能は持たないが24時間の常時センシングを可能として、業務車両の管理として、現在地の把握や危険運転の検知、指定エリアへの侵入&逸脱検知、盗難検知などを可能にする。
いずれのデバイスも今回の展示会のテーマが「クルマ」だったため、車両に搭載した際の活用事例となっていたが、バイク、農機・建機、工作機械、医療・事務機器、ドローンなど、さまざまな機器での利用もできるという。
GMSでは今後、同デバイスを活用したサービスを提供を考えるパートナー企業(ファイナンスやセキュリティ企業)や業務支援するデバイスメーカー、アプリケーション企業、通信キャリアと連携し、モビリティIoTを実現するサービスやプラットフォームを構築していくとのこと。
《防犯システム取材班/小菅篤》
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