電力小売り参入のKDDI「auでんき」、“プランの分かりやすさ”に注力
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「auでんき」の最低利用期間は1年間。1年未満での解約については違約金2,000円が発生するが、期間中に引っ越して、以後新しい住まいでも「auでんき」を再契約すれば解約違約金はかからない。
「auでんきなら、例えば5人家族のご家庭で見積もった場合、全体でおよそ年間1万円ぐらいお得になる。既存電力会社の供給設備をベースにしているので、万一の停電発生などに対する対応能力も変わらないし、安心してご利用いただける」と石川氏はさらにメリットを補足した。
なお、関西電力では「auでんき」のサービスが始まる4月1日から同年5月31日までに「auでんき」を申し込んだ場合、「auでんきセット割」のキャッシュバック率をアップするキャンペーンを用意。8,000円以上の利用料金について、通常5%の割引率を最大12%に引き上げるエリア限定の施策を実施する。
KDDIでは「auでんき」に関連するサービスとして、モバイル端末向けに「auでんきアプリ」もローンチする。石川氏が「電気の使用量を“見える化”するだけでなく、節電を“行動”に移せるような仕掛けを盛り込んだ」というアプリには、au IDに紐づけてユーザー単位での電気料金や電気使用量を日・週・月・年単位でグラフや数値を使って管理できる機能のほか、ユーザー単位の使用履歴をビッグデータ化して「今月の使用予測」を表示したり、電気の使い過ぎをアラートとしてプッシュ通知する機能などが統合される。ユーザーの使用履歴データが半年以上蓄積されていけば、予測精度はますます高くなるという。石川氏は「アプリの機能もどんどん進化させたい」と意気込む。
「auでんき」は申し込みが簡単に行える点についても石川氏は強調している。申し込み方法は、直近の電力使用の検針票をauショップに持参するだけ。店頭で現在の利用料金と比較して、auでんきを選んだ場合どれぐらいお得になるのかを確認したのち、プランが申し込めるようになる流れだ。以降、スマートメーターの取り付け工事を経て、検針日以降に課金が始まり「auでんき」の利用が始まる。石川氏は「これからもKDDIとして新しいサービスを次々にご提案しながら、お客様の生活をより豊かなものにしていきたい」として会見を結んだ。
《山本 敦》
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