ボッシュ、日本で自動運転の公道テストを開始
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ボッシュは日本をドイツ、米国に続く重要な第三の開発拠点に位置付け。同社の日本での自動運転の公道試験は、東北自動車道(栃木県)と圏央道(神奈川県)、さらにボッシュの2つのテストコース(塩原と女満別)で行われている。
ボッシュでは現在、約2500人のエンジニアが世界中で運転者支援システムと自動運転の開発に従事。最初の目的はハイウェイパイロットの開発だが、ボッシュは2020年までに、高速道路や高速走行が可能な道路での自動運転実現を目指す。
自動運転がテスト車両だけでなく、量産車でも実現できるようになるには、自動運転のための法的要件が整う必要がある。日本、米国とドイツではこの件が検討課題となっており、ウィーン交通条約を改正する動きが勢いを増している。ドイツではすでにこの改正条項が承認され、2016年4月末から施行される予定。また、ウィーン交通条約加盟国は今後、この改訂条項を各国の法令に適用していく見込み。
ボッシュ取締役のディルク・ホーアイゼル氏は、「交通環境の違う左側通行の日本で、開発面での貴重な洞察が得られることを期待する」とコメントしている。
《森脇稔@レスポンス》
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