あらゆる規格の監視カメラに対応するデジタルビデオレコーダーが登場
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
昨今の監視カメラ市場においては、さまざまな規格が存在する状況にあり、特にアナログカメラ&HDカメラ(HD-SDI、HD-TVI、HD-CVI、AHD)とネットワークカメラでは、システムや配線に使うケーブルの違いから、既存のアナログカメラなどからネットカメラに入れ替えや増設を行う際には、配線や録画・制御機材をまるごと刷新する必要があったり、従来のシステムとは別のシステムを組む必要があった。
そのため、ユーザーにとっては機材更新や新規導入の際のコスト増や利便性の悪さが懸案事項となっており、ここ数年、さまざまなメーカーがアナログなどの既存の監視カメラとネットワークカメラを併用できるための製品を提供し始めているという背景がある。
今回発売された同製品は、旧来のアナログカメラやHD-SDIなどの規格に対応しつつ、主流になりつつあるネットワークカメラなどにも同時に対応できるため、カメラの部分更新や増設時に容易に対応できる録画機器となる。
8ch対応の「GJ-HY0828-TSA」と、16ch対応の「GJ-HY1628-TSA」の2機種あり、いずれも国内で流通しているネットワークカメラ(IPカメラ)、HD-SDI、HD-CVI、HD-TVI、AHD、アナログカメラ(960H)に一台で対応。フルHD1,080Pの録画に標準対応、映像出力はHDMI、BNC、VGAを備えている。
両製品ともHDDをは2TBを内蔵。画像のバックアップは標準でUSB、ネットワークに対応しており、オプションでDVDへのバックアップもサポートしている。
《防犯システム取材班/小菅篤》
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