SECURITY SHOW見どころ/災害時を想定したリアルタイム映像中継をデモ……ハイテクインター | RBB TODAY

SECURITY SHOW見どころ/災害時を想定したリアルタイム映像中継をデモ……ハイテクインター

エンタープライズ セキュリティ
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大阪・讀賣テレビの協力のもと、兵庫県加古川市のCATV局「BAN-BANテレビ」の河川監視カメラの映像などを当日は46インチモニターを4枚使ってリアルタイム配信を行う(画像は公式Webサイトより)
大阪・讀賣テレビの協力のもと、兵庫県加古川市のCATV局「BAN-BANテレビ」の河川監視カメラの映像などを当日は46インチモニターを4枚使ってリアルタイム配信を行う(画像は公式Webサイトより) 全 4 枚
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 8日から11日にかけて東京ビッグサイトで開催される「SECURITY SHOW 2016」(セキュリティショー2016)にて、ハイテクインターがブース(小間番号:SS3321)を出展する。

 同社は、産業用通信や映像通信に関連した製品、システムを提供する企業。近年、普及が進むネットワークカメラの設置の際に、電源工事が難しい場所や通信面での課題がある場所への設置を可能にする製品&システムを数多く提供している。

 今回の見どころとしては、フルHD対応マルチベンダー・デコーダシステムのデモ展示。同システムは、主に放送局や自治体への導入を想定したもので、防災・防犯面での用途としては、災害監視カメラ、お天気カメラ、街頭防犯カメラ、道路監視カメラなどがとらえた映像をネット局や別拠点などに比較的細い回線でもリアルタイムで配信できるようになる。

 従来、放送局間でニュース映像などの素材のやりとりを行う場合は、一旦、映像を素材として使える形にして送るという作業が必要だったが、同システムを使うことでそうした作業を省き、災害監視カメラの映像をリアルタイムでやりとりすることが可能だ。

 また、自治体などが導入すれば、河川監視や災害監視カメラの映像を災害発生時などに別拠点にも手間なく配信できるため、複数拠点でカメラがとらえた映像情報の共有を実現する。

 当日は、同システムを導入する大阪市にあるテレビ局・読売テレビの協力のもと、兵庫県加古川市にあるCATV局BAN-BANテレビ(運営会社:BANBANネットワークス)の道路チャンネルで放送されている河川カメラの映像をハイテクインターブースでリアルタイム配信することで、システムの有用性を紹介していく。

 その他は、山間部や複数拠点間の有線による映像伝送が難しい場所でもネットワークカメラの映像をやりとりできるようにする4.9GHzの無線アクセス機器を4-5機種展示(数百mから数十kmまで対応)、また、通常は100mまでしか敷設ができないPoE対応ネットワークカメラの延長敷設が可能なPoE延長装置(60W対応のPoE延長装置など)などを展示する。

 基本的なネットワークカメラシステムの構成では、顧客ニーズに応えることができなかった施工業者やシステムインテグレーター、監視カメラメーカーが持つ課題解決をサポートする製品・システムを数多く取り揃えているので、同社ブースでそうした課題を具体的に相談してみるのもアリだ。

《防犯システム取材班/小菅篤》

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