複合現実HMD「HoloLens」開発版予約スタート、一般ユーザーの声は?
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公式Webサイトでも紹介されている同梱ゲーム作品たちはゲーマーとしても真っ先に興味の矛先が向いたのか、海外フォーラム利用者から多くの声が寄せられています。その中でも特に話題をかさらったのは『Young Conker』。N64ソフト『Conker's Bad Fur Day』で火が付いた愛されゲームキャラクター“コンカー”が登場する本作ですが、これが良くも悪くも大反響。「なんで3作品とも新規IPじゃないんだ?」「どうしてコンカーが“対象年齢13歳以上”なんだ?」「これは『Project Spark』以来だな……歓迎するよ」と疑問を感じるユーザーや期待を抱くファンの意見が見られています。
いちゲームユーザーとして気になる今後の期待作品/ジャンルとしては、『レミングス』や『ワームス』などHMDと不思議な相性を生み出しそうなものから、ミニチュアゲームを彷彿とさせるアイソメトリックビューRTSなども挙げられています。また、とあるユーザーは「HoloLens」と3Dカメラを組み合わせることにより、利用者自体をスキャニングして複合現実に取り入れる手法にも注目。ゲームとは直接関係ないものの、映画「キングスマン」に登場したようなネットワーク経由の“仮想会議”にも興味が示されていたようです。
このように夢が広がる「HoloLens」ですが、現段階では一般消費者向けの提供について情報は明かされておらず、開発部のチーフエヴァンジェリストAlex Kipman氏も「全世界のユーザーの準備が整ったら一般ユーザー向けにも販売しようと考えている」と過去にコメント済み。開発版価格も3,000ドルと高額なことから、「数千ドルで売られるとしたら、今のところコンシューマ向けに出たところで使い道はないと思ってる」「300~400ドル以上は出せない」との声も寄せられていました。
Oculus Rift予約始動時と同様にコスト面での問題や導入までのハードルの高さもある程度考えられるため、一般的なゲーマーの間に浸透するまでにはしばらく時間がかかりそうですが、ユーザーの手元に届き、そのポテンシャルを活かした作品が産まれたときこそ、新たな時代が幕を開けるのかも知れません。
【海外ゲーマーの声】複合現実HMD「HoloLens」開発版予約スタート、一般ユーザーはどう見る?
《subimago》
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