「似たようなスマホがあふれる市場」に一石!? 2画面“ガラホ”「MUSASHI」をFREETELが正式発表
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フリーテルのSIM通信サービスには、メッセンジャーアプリの利用に限ってデータ通信量が0円で使えるサービスが付加される。対象にはLINEだけでなく、WeChatやWhatsAppなど日本に訪れる外国人観光客がメインに利用するメッセンジャーアプリも含まれているのが特徴だ。フリーテルのSIMカードであれば既存のユーザーも含めて月額料金据え置きで利用ができ、3月9日から基本サービスとして加わる。
増田氏は「これまでのSIMカードはデータ容量別に利用料金が決められている量り売りのようなマーケットだった。ユーザーの方々は実際にはどれくらいのデータ量を使っているか分からないもの。だから使ったぶんだけの従量課金性による安心プランをフリーテルは提供してきた。これからのSIMカード通信はユーザーの“利用目的”に合わせて設定されたプランを用意するべきだと思う。当社は先に、App Storeでのアプリダウンロードにかかる通信量を0円にするiPhone/iPad向けのサービスをローンチしたが、今回のメッセンジャーアプリはSIMカードのサービスを改革する第2弾の戦略だ」と意気込む。
同社が新サービスの主なターゲットに想定しているのは、小学生ぐらいの年齢の子どもにも見守り用としてスマホを持たせたいが、月々のランニングコストを負担に感じているユーザー層など。LINEのデータ通信量が0円になれば、より気軽にフリーテルのSIMフリースマホを選択する動機にもつながる。なお同サービスから無料で使えるようになるのは、LINEであればテキストメッセージ/画像/スタンプの送信となり、音声やビデオ通話は対象外になる。
■1分・5分の通話がかけ放題になる「FREETELでんわ」アプリ
新しくフリーテルのSIMカードによる通話に対応する“かけ放題”アプリのサービス「FREETELでんわ」も発表された。月額料金は「399円~」で、国内通話がかけ放題で利用できるようになるというものだ。通話メニューは「1分かけ放題/399円・月額」「5分かけ放題/840円・月額」「いつでも半額(10円/30秒)/0円・月額」という内訳になる。プランが設定された背景について、増田氏は「ユーザーの利用傾向を調査すると、電話の利用が1分以内、また5分までというところにボーダーラインがあることが見えてきた。特に電話は1分以内の利用が多いという方々に対して、既存のかけ放題サービスでは割高になってしまうため、この新しいアプリサービスを立ち上げた」と説明した。
特長はIP電話ではなく、プリフィックス回線を介することになるが、通常の電話回線を使うためユーザーが今の電話番号や電話帳をそのまま使えたり、高い通話品質がキープできるところに表れてくる。増田氏はさらに「大手キャリアのかけ放題・5GBプランに比べると、毎月のランニングコストも低く抑えられてお得。4人家族のご家庭ではさらに大きな差を感じていただけると思う」とアピールした。「フリーテルでんわ」アプリは3月25日に、限定10万パッケージを発売。パッケージの販売価格は980円(税込)となり、内容には最大1,200円ぶんの無料通話も含まれている。
■直販ショップ限定の「0円スタートプラン」もスタート
このほかにもフリーテルのSIMフリースマートフォンを購入しやすくなるよう、申込み時に支払いが発生することのない「0円スタートプラン」も同社のeSHOP限定で3月23日からローンチする。対象となる端末は「極 KIWAMI」「雅 MIYABI」「Priori 3」の3機種。それぞれ限定1,000台での施策となるが、例えば「Priori 3」の場合、申込み時には購入代金が発生せず、購入後に月額料金780円を支払う仕組みとなる。本サービスは先行して発表された、フリーテルSIMの月額データ通信料が最大0円になる「春の最大1年間通信料0円キャンペーン」と併用もできる。
増田氏は、「これからもSIMフリーキャリアとして、ハードウェアやSIMカードのサービスの充実させていくとともに、売り場の拡大、そしてお客様が端末を購入できる手段の利便性向上にもつとめたい。より使いやすい携帯電話サービスを目指していく」と意気込みを語り記者会見を締めくくった。
《山本 敦》
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