フリマアプリ利用、20代女性で3倍の伸び!今後も大幅な成長
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このレポートは、同社が毎月行っているインターネット関連調査について、2015年1年間のトレンド変化をとりまとめた内容だ。同調査は、2012年7月から毎月1回、全国の15歳から69歳の男女1,100名を対象に『モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査』を実施している。
当然さまざまな変化があったが、とくに「アプリ」関係を見てみると、2015年1年間では、以下のような変化があった。
・20代女性のフリマアプリ利用率が6.8%(2014年4月)から、22.0%(2015年3月)に増加
・20代女性のスマホショッピング利用率が3割に
・半数以上が「TV視聴アプリ」を認知。そのうち4割以上が「TV視聴機会が増えた」
・「Amazon」の「当日配送サービス」は認知率60%、利用率15%超に
『メルカリ』に代表される「フリマアプリ」の利用率が、2015年は大幅に伸長。特に20代女性の利用が伸び、2014年4月度調査では6.8%だった利用率が、2015年3月度調査では22.0%と、3倍以上伸張していた。2016年現在は、さらに大きく数字を伸ばしているとみられる。『minne(ミンネ)』をはじめとした“ハンドメイドアプリ”の利用率も12.0%(2015年3月度)と、1割超にまで成長してきている。20代女性は、「スマートフォンのショッピング」利用率も引き続き高く、21.1%(2014年6月度調査)から30.3%(2015年6月度調査)にまで増加していた。
2015年10月に在京民放5社が共同で開始した配信サービス「TVer」のアプリは、現在200万ダウンロード超になっている。こうした「TV視聴アプリ」については、56.2%が認知していた(2015年11月度調査)。 そのうち、「TV番組コンテンツの視聴機会が増える」と答えた人は47.3%だった。
Amazonが開始した「当日お急ぎ便」は60.8%が認知。同種の他社サービスは利用率1割以下だが、「当日お急ぎ便」は15.7%が利用していた。
《冨岡晶》
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