オランジーナの新フレーバー、本場フランスでは「悪役キャラ」だった! | RBB TODAY

オランジーナの新フレーバー、本場フランスでは「悪役キャラ」だった!

ライフ グルメ・食品
ラックとゴールドのラベルで「大人の上質さ」を表現
ラックとゴールドのラベルで「大人の上質さ」を表現 全 2 枚
拡大写真
 75年前にフランスで生まれた柑橘系ソフトドリンクのブランド「オランジーナ」。日本でもサントリーが2012年に発売を開始、売れ行き好調なブランドに、「オランジーナ」「レモンジーナ」に次ぐ新フレーバー「ブラッドオランジーナ」が加わることになった。

 「#ブラッドオランジーナ飲んでみた」というファンによる投稿型サイトには、新フレーバーを味わったファンのコメントが相次ぎ、「少し辛口な大人の味でおいしい」「ビールで割って呑みたい味」「このシリーズの中で一番好き!」と、評判は上々。

 今回の新フレーバーは、「シチリアの肥沃な火山灰土壌で生育し、朝、一つずつ丁寧に手摘みされたブラッドオレンジの果汁のみを使用」し、「独自のブレンド技術でオレンジやレモン、グレープフルーツを加え、ほんのりスパイスの香りを効かせることで、濃厚で深みのある香りと味わいを実現」とのことで、甘いだけではない大人向きのフレーバーに仕上がっている。

 この「ブラッドオランジーナ」、フランスでは20年前から「Orangina Sanguine Rouge(赤いブラッドオランジーナ)」として愛飲されている。

 フランスの専門誌「LSA」によれば、フランス版「ブラッドオランジーナ」は、ブラッドオレンジをベースに、カフェインやタンニンが豊富に含まれ、知的能力を刺激すると言われる植物「ガラナ」を配合した「大人の味」で人気を博し、「オランジーナ」のアイデンティティを変質することなく、新たな消費者層の拡大に貢献したキー・プロダクト。

 その刺激的なイメージ戦略は、当時のCM動画から知ることができる。「ブラッド=血のような」フレーバー名にかけあわせ、血に飢えた悪魔のような「Orangina Sanguine Rouge」が、ドライブ中の家族を電動ノコギリで襲うホラー仕立てのストーリーになっている。

 それから20年経った日本でも、洗練されたパッケージと上質な味わいで新たなファンを獲得しそうだ。

《Glycine》

特集

【注目記事】
【注目の記事】[PR]

この記事の写真

/

関連ニュース