店頭解禁の「VAIO Phone Biz」、実機に触ってきた! | RBB TODAY

店頭解禁の「VAIO Phone Biz」、実機に触ってきた!

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「VAIO Phone Biz」のアルミニウム削り出し筐体。店頭で触って、感触を確かめてほしい
「VAIO Phone Biz」のアルミニウム削り出し筐体。店頭で触って、感触を確かめてほしい 全 7 枚
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 3月24日より受注がスタートしたWindows 10 Mobile搭載スマホ「VAIO Phone Biz」。日本通信から発売されるも不評で終わった「VAIO Phone」の評価を覆すべく、VAIOブランドを冠した“真のVAIOスマホ”として登場する期待作だ。

 直営オンラインストア「VAIO STORE」のほか、MVNO各社、全国量販店でも受注を受け付け。販売(最速の到着)は4月22日の予定だ。STOREでの参考価格は54,800円(税別)となっている。

 本日30日からは、全国量販店の一部店舗で展示も開始。「VAIO」サイト「ストア」ページで確認すると、筆者が最寄りにしている「ヨドバシカメラ マルチメディア錦糸町」も展示・取り扱い店となっていたので、さっそく行ってみた。

 しかし訪れたタイミングが早すぎ、まだ店頭展示を行っていなかった。今日明日には展示開始の予定だが、なにしろ新機種ラッシュで、展示スペースの調整に時間がかかっているようだ。無理を承知でお願いしたところ、展示前の「VAIO Phone Biz」を特別に操作・撮影させてもらうことができた。対応いただいた「ヨドバシカメラ マルチメディア錦糸町」、およびスタッフに感謝したい。

 iPhone 6sと比較撮影を行っているが、5.5型フルHD液晶は、やはりサイズが大きく、片手で扱うのは難がありそうだ。一方で、画面の綺麗さはいかんなく発揮されており、PC画面に匹敵する精緻さだった。映画鑑賞はもちろん、プレゼンテーションといったビジネス用途でも力を出してくれるだろう。Snapdragon 617により、画面の動作も滑らかで快適だ。Windows 10 Mobile搭載ということで、PCとの連携なども確認したかったが、展示前ということで、それは断念した。

 アルミニウム削り出しの筐体は、多少重さを感じさせるが、思ったほどではない。むしろ落下時なども大丈夫そうな安心感を与えてくれるし、なにより細部まで美しさを感じさせる。ちょうど今週、筆者は自分用の新端末として「ASUS ZenFone2 Laser」を購入したところ。プラスチック感あふれる、ペナッとしたカバーに驚いた直後だっただけに、VAIO Phone Bizのボディの感触は、よりシンプルな満足を感じさせた。

 対応いただいたスタッフは、ちょうど「SIMカードの達人」とのことだったので、「VAIO Phone Biz」に対する感想を聞いてみた。Windows 10採用という独自スタンスやVAIOブランドに期待はあるが、最大のネックは、「やはり価格」とのこと。廉価な良機種がひしめくSIMフリー端末は、競争の激しい市場だ。法人向けを想定しているとは言え、「VAIO Phone Biz」の54,800円という価格は、ちょっと二の足を踏んでしまうと、筆者も感じる。ぜひ展示後に、一般ユーザーの感想や反応を聞きたいところだ。

 なお各店舗の取り扱いモデルは、購入後にすぐ持ち帰れる「個人向け標準仕様モデル」が基本だが、ビックカメラ有楽町店、ヨドバシカメラ マルチメディアAkibaなどの一部店舗では、「カスタマイズモデル(VAIO OWNER MADE)」の取り扱いも行っている。「VAIO」公式サイトで取り扱い店舗は確認可能。

《冨岡晶》

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