Siriで照明を操作!フィリップス、スマートLED照明「Hue」に新モデル
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フィリップスのHueシリーズは2013年に発売され、翌年にはリボン型、据え置き型の製品へと発展してきた。昨年には「Hue Tap」という、最大4台のインストールされたHue LED照明をコントロールできるカスタムスイッチも発売し、ファミリー製品の拡大に注力している。
今はまだHueシリーズと連携できるホームエレクトロニクス製品はないが、最新のHueがアップルの「HomeKit」に対応したことで、将来は同じプラットフォームに乗り入れてくるエレクトロニクス製品と連動して、新たな家庭向けのIoTソリューションをつくり出す可能性も秘めている。「例えばセンサーデバイスと連動させてホームセキュリティ系のソリューションを提案したり、サーモスタッドに反応して季節に合わせた照明色に切り替わるといった使い方もできるだろう」と久保氏。「今後Hueはアプリとインターネットと連動させながら、生活シーンの中で“くつろぐ”、“集中する”などユーザーのコンディションをサポートする良質な明かりを提供していきたい」と結んだ。
モバイルアプリ「Hue」では、iPadなどのタッチパネル操作を活かして、カラーパレット上に表示されるポインターを指先でホールドしながら、画面上に表示される任意の色領域を選択することで、これに連動してLED照明の色が変えられる。LEDランプの中には3原色の光源が配置されており、組み合わせにより完全な白をはじめ約1,600万色の色再現を可能にした。
アプリにはいくつかのプリセットが「シーン」として登録されている。ユーザーがカスタマイズしたプリセットを登録しておくことで、単純な赤・青ではない淡い色合いや微妙な明るさは、Siriによる音声コマンドでカスタム設定したシーンを選んで切り替えることもできる。ほかにもタイマーとフェードの機能を併用して、朝の起床時間に合わせて徐々に照明を明るくしていくプログラムを登録したり、タブレットのGPSと連動して、ユーザーが遠ざかった部屋の明かりを自動に消灯するといった使い方もできる。
イベントにはゲストとしてメンタリストのDaiGo氏、ITジャーナリストの林信行氏も参加。Hueシリーズのユーザーでもある二人がおすすめの使いこなし方などを紹介した。
《山本 敦》
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