Wi-Fi搭載! Andoridスマホなら近づくだけで解錠できる「NinjaLock」【特集「近未来!スマートロックの世界」Vol.6】
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
「NinjaLock」はすでに紹介済みのスマートロックと同様、本体をドアのサムターンの上にかぶせて利用する仕組み。本体上部に手動で施錠・解錠するためのサムターンも搭載している。電源は単三アルカリ乾電池4本で、1日10回の開閉を行い、Wi-Fi機能を使わない場合で約1年利用できるとしている。本体サイズは幅71mm×高さ151mm×厚み40.5mm。質量は約350g。
では早速取り付けていこう。まず、「NinjaLock」本体のカバーを開き、サムターンをつまむためのサムターンギアを正しく取り付ける。なお、このサムターンギアは自宅ドアのサムターンの形状によって付け替えることができる。また、本体を底上げするためのアタッチメントも厚さ13mmから最大42mmまで用意。また、サムターンギアも複数用意されており、さまざまなドアに取り付けられるようになっている。ただし、これらはすべて別売りとなっているため、事前に必要なアタッチメントを確認して「NinjaLock」と一緒に購入する必要がある。
筆者宅のドアでも、本体の高さが合わなかったため、高さを調整するアタッチメントと、それに付随して、サムターンをしっかり回すために背の高いギアを使用した。
取り付けは付属のマニュアルに掲載されているとおり、簡単に行えた。別売りの電池をセットし、さらにサムターンギアを取り替えて、サムターンの回転方向に合わせてギアの位置を取り付ける。そこまでしたら、実際にドアに設置してみて、「NinjaLock」上のサムターンでカギが開閉できるかチェックする。それができたら、背面の両面テープをはがして、アプリからセットアップを行おう。
アプリからの「NinjaLock」のセットアップを行うには、まずユーザー登録が必要。「NinjaLock」アプリでは、登録に携帯電話の番号が必要となる。アプリ上で電話番号を登録するとSMSで認証番号が送られてくるため、その番号を登録して認証を行う仕組みだ。
あとはアプリ上で「新しいNinjaLockの追加」を選び、カギとのペアリングを行った上で、カギの閉まる方向を設定するだけで、カギの登録ができる。このとき、最初に登録したユーザーがそのカギのオーナーとなり、そのあとはその「NinjaLock」は他のユーザーからは登録できなくなる(オーナーからカギをシェアしてもらうことはできる)。
《コヤマタカヒロ》
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