注目の格安SIM「イオンモバイル」の実効速度を分析【SPEED TEST】
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
その参入から約2ヵ月が経過し、RBB SPEED TESTアプリによる測定データも少しずつ増えてきた。今回は3月と4月の2ヵ月間に測定されたデータから、イオンモバイル(APN:i-aeonmobile.com)の格安SIMにおける実効速度を分析した。
参入直後の3月のデータから見ていくと、まず全体の測定数は634件、下りの平均速度は13.07Mbps、上りの平均速度は7.30Mbpsだった。次に、通信が集中するため速度がもっとも低下しやすい昼12時台とそれ以外の時間帯とで分けて集計すると、12時台には81件の測定があり、下り平均速度3.28Mbps、上り平均速度6.03Mbps。その他の時間帯は、553件の測定で下り平均速度は14.50Mbps、上り平均速度は7.48Mbpsとなった。
4月のデータも同様に見ていく。全体の測定数は840件、下りの平均速度は11.58Mbps、上りの平均速度は7.30Mbps。測定数が増加した反面、下り速度は少し低下している。昼12時台については、95件の測定があり、下り平均速度3.13Mbps、上り平均速度8.09Mbps。その他の時間帯には745件の測定があり、下り平均速度12.66Mbps、上り平均速度6.29Mbpsとなった。
2ヵ月分のデータをみてきたが、全体的には下り速度10Mbps以上をキープし、まずまずの結果に。3月と4月の速度を比較すると、ユーザー数増加の影響を受けてかやや低下傾向がみられた。お昼12時台に関してはやはり大きく平均速度が下がったものの、下り3Mbps以上出ており及第点といったところ。その他の時間帯の中では、18時~23時台にお昼ほどではないが速度が低下する傾向があり、3月4月とも下り10Mbpsを下回った。
《白石 雄太》
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