転倒予測ができる見守りロボットが伊勢志摩サミットで展示
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
「Neos+Care」は最先端のロボットテクノロジーを用いた非接触型のベッド見守りシステム。赤外線距離センサーによる3Dのセンシングで人の動作を判断するため、荷重マットなどでは誤検知を起こしやすい「寝返り」と「起き上がり」なども的確に検知することが可能だ。
危険につながる予兆動作を検知すると介護担当者のスマートフォンなどに通知を行い、介護担当者はリアルタイム画像で状況を確認することが可能(画像はプライバシーに配慮したシルエット画像で表示される)。検知履歴はデータとして蓄積され、最適な介護プラン作成に役立てることができる。
「Neos+Care」は2015年10月に経済産業省の「ロボット介護機器開発・導入促進事業」における「見守り支援機器(介護施設型)」の「優秀機器認定 第1号製品」に認定し、既に販売が開始されている。今回の出展で世界に広く紹介されることにより、各国の介護における課題解決に繋がることが期待される。
なお、国際メディアセンター(IMC)アネックス内の政府広報展示スペースでは、「伝統」と「革新」、及び国際社会が直面する様々な課題の解決に資する日本の技術をテーマに、サミットの議題と連動する日本の技術・製品などを紹介されている。
《防犯システム取材班/鷹野弘》
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