スマホでいじめを匿名通報、川越市が自治体初の導入
IT・デジタル
スマートフォン
注目記事

ソーシャルメディアモニタリングなどを手掛けるアディッシュは、2007年に起きたネットいじめによる生徒の自殺をきっかけに、子どもたちをネットトラブルから守る「スクールガーディアン」事業を設立。学校非公式サイトのパトロールや、ネットいじめの早期発見や対策などソーシャルメディアの活用について、学校関係者をトータルにサポートしている。現在、全国の私立学校180校以上が導入している。
学校で定期的に実施されるいじめに関する紙のアンケートでは、リアルタイムにキャッチアップできないという問題点があった。「Kids’ Sign(キッズサイン)」は、子どもが携帯電話やスマートフォンから、学校で通知されたURLにアクセスし、「いじめられている」「いじめを見た」という情報をいつでもどこでも匿名で書き込むことができる。書きこまれた内容をスタッフが確認し、学校に報告するという仕組みだ。2015年10月からスクールガーディアン導入校に先行提供していたが、2016年4月から正式版として有償提供を開始した。
埼玉県川越市教育委員会は4月に「Kids’ Sign(キッズサイン)」を採用。すでに東京都や静岡県、兵庫県の私立校に導入されているが、自治体では初の導入になる。川越市は2017年3月までの試験導入だが、民間のノウハウを活用し、いじめの早期発見の取組みを進めるなど検証していく考えだ。アディッシュは、2018年中に300校の導入を目指し、いじめの早期発見、いじめ行為の抑止に取り組むという。
川越市が自治体初の導入、スマホでいじめを匿名通報
《田中志実》
特集
この記事の写真
/
関連ニュース
-
デジタルサイネージ+広告配信で地域振興をサポート!
IT・デジタル -
就寝時の被災&家屋の倒壊から身を守る木製ベッドシェルター
IT・デジタル -
ついにキャッシュカード不要! 「スマホでATM利用」が来春より可能に
IT・デジタル -
迅速な情報収集&共有を可能にする富士通の防災ソリューション
IT・デジタル -
クラウド&画像解析で選別捕獲!富士通の鳥獣被害対策
IT・デジタル -
月額980円のシンプルホームセキュリティ「Secual」が販売開始
IT・デジタル -
緊急時に自動起動し災害情報を発信!i-dio対応防災ラジオ
IT・デジタル -
電源&Wi-Fi&トイレを完備、災害発生後12時間を支える防災倉庫
IT・デジタル -
防災行政無線をクラウドでスマート化!KCCSのIP告知システム
IT・デジタル -
スマホも危ない! 被害相談急増で、IPAも「ランサムウェア」に注意呼びかけ
IT・デジタル