欧州スタイルのクルマ用セキュリティゲートの数々
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特に大使館などはテロのターゲットになりやすく、テロの脅威が身近にある欧州では、日本ではありえないほど頑丈に、そして素早く開閉するセキュリティゲートが普及している。
そうしたなか、22日まで東京ビッグサイトで開催された「防犯・セキュリティ対策展」に出展したパブリックシステムは、ヨーロッパ仕様のセキュリティゲートを展示していたので紹介していこう。
●人の侵入も抑止できる「フェンスゲート」
まずは、「フェンスゲート」。日本でクルマ用のセキュリティゲートといえば、踏み切りのようにバーが上下するタイプを想像するが、このタイプは強行突破が可能なうえ、人間の立ち入りを抑止することはできない。そこで「フェンスゲート」となるわけだが、フェンス付きのバーが上下に開閉する構造なので、展開時は人がくぐり抜けて侵入することを抑止でき、クルマも「ともづれ」的にぴったりとついて侵入するといった方法がとりにくい構造になっている。
ブースにてデモ展示されていた「フェンスゲート」は、棒が折りたたまれてコンパクトに上下する省スペースタイプの「アコーディオンゲートBL46」だったが、実際の導入事例では高さのある普通のフェンスを利用しているケースが多いという。ラインナップとしては、間口が5mまでで高さ1.8mの「BLG76」、6.3mまでの間口に対応し、フェンス上部に有刺鉄線を装備したり、高さも3mまで対応可能な「BLG77」などがある。
ちなみに同社が販売店契約を結んでいるベルギー・automatic systems社の製品で、導入している某大使館では、車両の突入に備えて、地面からブロックがせり出して突入を阻止する「ロードブロッカー」を、本国からの指示で日本にて導入しているそうだ。
このロードブロッカーは、空港や浄水場、原子力発電所、重要施設などでも導入されており、「フェンスゲート」と組み合わせることで、より安全性を高められるとのこと。
日本における「フェンスゲート」の導入先としては、企業にとって重要な製品を扱っている工場などでの導入が多いという。ちなみにフェンスゲートの運用に関しては、リモコンやICカード認証により開閉し、万一、ゲートが降りるときに車体や人がいる場合は、自動で検知して停止するといった事故防止機能も備えているという。
●バーの損壊を防ぐソフト構造の「バルーンバー」
続いて「バルーンバー」は、「フェンスゲート」とは異なるコンセプトで、せっかちなドライバーにより、セキュリティゲートが破損させられるのを防ぐためのセキュリティゲート用のソフトタイプのバーとなる。
導入先の例としては、厳格な入退場の管理をする必要が少ない、月極駐車場や、私有地内。また、工場の敷地内などで危険な場所や、フォークリフトと無人輸送機が交錯する場所など、一時停止用のバーとして採用するケースも想定されている。
《防犯システム取材班/梅田勝司》
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