投資額は530億円? 配車サービス「Uber」、Googleマップから脱却し独自の地図作成へ!
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同社は、2009年の創業以来、「Googleマップ」を利用してサービスを提供してきた。公式ブログ上では、「Googleマップ」という既存地図の利用が、スタート時の最良の選択の1つであるとしつつも、そこには海の形をはじめとしたサービス利用に不要な情報が含まれていたり、ユーザーが配車サービスを利用する可能性が高い場所に関して地図上に登録がなかったりと、最適化されていないことに、どこかもどかしさを感じていた様子が確認できる。こうした状況を改善し、ユーザーに対して、シームレスでより良い体験を提供するため、今回の決断にいたったとしている。
Uberは、昨年「Googleマップ」のキーマンとも言える人物Brian McClendon氏の採用にこぎつけている。同氏は、地図作成事業に計10年以上携わっており、業界のノウハウを熟知しているため、独自地図の作成に素晴らしいアイデアやスパイスを加えてくれるだろう。すでに、米国とメキシコではマッピングデータ収集用の車両が走行を開始しており、今後グローバルでも地図作成が順次進められていく見通し。
米メディアFinantial Timesは、Uberの地図作成事業について、その規模を5億ドル(約530億円)と算出している。資金面に関しては、同社は6月にサウジアラビアの投資ファンドPublic Investment Fundから、35億ドル(約3,710億円)を調達したばかり。また、同事業を見越してか、7月には商業衛星企業DigitalGlobeとの提携も発表している。
《KT》
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