『電車でGO!』20周年記念で新作発表!『電車でGO!!』『連結!電車でGO!』 | RBB TODAY

『電車でGO!』20周年記念で新作発表!『電車でGO!!』『連結!電車でGO!』

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【レポート】『電車でGO!』20周年記念に名作が復活!キーワードは「“いつもどおり”が運転士の誇り」
【レポート】『電車でGO!』20周年記念に名作が復活!キーワードは「“いつもどおり”が運転士の誇り」 全 12 枚
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タイトーは8月8日に行われた新製品発表会にて、『電車でGO!』稼働20周年を記念し、新作アーケードゲーム『電車でGO!!』、およびスマホ向け新作アプリ『連結!電車でGO!』(iOS/Android)を発表しました。本稿では、その発表会の模様をレポートします。


1997年に登場し、電車運転シミュレーターの先駆けとして人気を博した『電車でGO!』。ファンの間でも新作を待ち望む声が多い本シリーズですが、稼働20周年となる2017年、ついに最新作『電車でGO!!』がリリースされることになりました。「“いつもどおり”が運転士の誇り」をキーワードに、天候や時間、季節などきめ細かいシチュエーションをゲームで再現し、これまでの「電車運転シミュレーター」から「電車運転士体験ゲーム」へと進化を遂げた『電車でGO!!』。冒頭の挨拶に立った株式会社タイトー代表取締役社長・石井光一氏も、「今までのファンだけではなく、様々な年齢層の方にも新しい体験として受け入れられると信じています。ぜひご期待ください」と本作への意気込みを語りました。



『電車でGO!!』の新型筐体が報道陣にお披露目され、開発を担当した川島健太郎氏によるプレゼンが行われました。会場の注目を集めたのは、やはりその大きさ。電車の運転席を模した箱形筐体は、全高216cm、全幅260cmと軽自動車に匹敵するビッグサイズ。筐体内部に関しても、運転席を囲うように配置された3つの大型ディスプレイ(正面55インチ、両側43インチ)や実際の鉄道車両モニタのデザインをイメージしたタッチパネル、本物さながらのマスコンなど細部にこだわりが見られ、20年間の進化が見て取れました。また、スクウェア・エニックスのヴィジュアルワークス部が監修したグラフィックは、現実の映像と見紛うほどのリアルさで圧巻の一言。「圧倒的な現実感で運転士体験を盛り上げる」という謳い文句も納得のクオリティです。


『電車でGO!!』ではミッション制が採用され、単に路線を走るのではなく、天候の変化や通勤ラッシュ時間など様々なシチュエーションを体験できます。川島氏によると「雪の日に、センター試験に向かう受験生を無事送り届ける」といったストーリー性のあるミッションも考えているとのこと。また、オンラインによるアップデートも予定されており、第1弾となるJR山手線以外にも日本全国の有名電鉄・路線が随時追加されるそうです。



続いて発表されたのが、スマホ向けアプリ『連結!電車でGO!』(iOS/Android)。こちらは電車をつなげて消すパズルゲームで、アーケード版『電車でGO!!』との連動も予定されています。連動の詳しい内容や配信時期は明らかにされませんでしたが、こちらも楽しみですね。


発表会では、『電車でGO!!』のコラボ企画に関する発表も行われました。コラボのパートナーとして名前が挙がったのは、世界最小級ブロック「nanoblock」で有名な株式会社カワダ、Webサービス「乗換案内」で知られるジョルダン株式会社、そして鉄道雑誌「鉄道ファン」を刊行している株式会社交友社の3社。カワダとのコラボでは、世界最小の鉄道模型「nanoGauge」を使った面白い企画も用意しているそうです。

気になる『電車でGO!!』の稼働時期は来春を予定しており、年内のロケテストを目指し、現在制作中とのこと。続報に期待しましょう。

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《土田 章晴@INSIDE》

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