高畑容疑者と共演経験もある松本。事件に対してのコメントを求められ発した第一声は「ビックリしました」という率直な驚きだった。そして、「若いでしょ。そして急に売れ出して…。急にチヤホヤされだして自分の気持ちと体がうまくシンクロしてない状態やと思うんですよ。極論ですけど、『女性は寄ってくるぞ』と、『自分が誘ったらそこまで嫌がる奴はおらんやろ』と20代前半ぐらいは思う時期があると思うんですよね。そうじゃないなと思うにはもう少し時間がかかるんでしょうね」と言葉を選んでいるようにも見える、ゆっくりとした口調で高畑容疑者の心理を分析した。
そして、高畑容疑者の母、高畑淳子が行った会見に関しては、「少し厳しめに言わせてもらうと」と前置きした上で、「もうちょっと息子に怒らないといけないと思います。私と一緒に乗り越えていこうねみたいな感じのコメントには、いやいや、お母さんとしてしっかり息子に対して怒りをもう少し出さないとと思ったし、そういう感じで結局育ててたのか、この先もそうなのかってちょっと思ってしまいましたね」と苦言を呈した。
自身も娘を持つ父親である松本は「被害者の女性のお父さんの立場で考えちゃったりする年齢に差し掛かってて、『歯ブラシ持ってきてくれ』って最初からそれを考えてやってたのかと思うと、こいつやっぱり痛いなと思いますね」と顔をしかめながら語った。そして、「ワイドナショーを始めていろんな芸能ニュースがいっぱいありましたけど、一番ぐらいキツイ事件ですよね、芸能ニュースとしては」と大きな衝撃を受けたことを明かした。