人工知能で往年の演奏が蘇る!ヤマハが人間と機械の共演に挑戦
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      本来、故人との共演は到底叶うものではないが、人間の演奏を理解し、その演奏に合わせて自動演奏を行うことができる「人工知能演奏システム」を使用すれば、それが擬似的に可能となる。
同システムは、マイクとカメラを用いて、共演者の演奏音や演奏時の動きを検出・分析し、次の瞬間に行うべき演奏を逐次予測しながら、自動演奏ピアノ「Disklavie」に演奏をリアルタイムに指示することで、人間とアンサンブルを奏でることが出来るようになっている。
また、システム自らが、ピアノ演奏を表現する映像を、リアルタイムに生成してプロジェクターで投影することで、共演者と協調を図る機能も備え、単純に自動演奏ピアノで音源を再生するのではなく、共演者の演奏に合わせて、人口知能がピアノ演奏を柔軟に変化させることができ、さらに自らの演奏の息遣いを共演者に伝えることで、息のあったアンサンブルを実現することが可能というわけだ。
披露した曲目は、シューベルト ピアノ五重奏曲イ長調 D667 「鱒」の第4、第5楽章で、演奏を聴いた観客からは大きな拍手が沸き起こり、シャルーンアンサンブルのメンバーからは笑みがこぼれたそうだ。
シャルーンアンサンブルの代表であるペーター・リーゲルバウアー氏は、この試みをエレクトロミュージックなどで活用すると、また面白い結果が得られるだろうとコメントしているほか、共同研究者である東京藝術大学の副学長であり、作曲家でもある松下功氏は、AIに勝った負けたという話題が多いなかで、今回の試みはAIと「一緒に生きる喜び」を提示できた例であるなどとしている。
《KT》
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