5.5インチスマホ対決!iPhone 7 PlusとXperia Z5 Premiumでカメラ性能を比べてみた | RBB TODAY

5.5インチスマホ対決!iPhone 7 PlusとXperia Z5 Premiumでカメラ性能を比べてみた

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本体が防水対応になって、雨の日の撮影も安心。新しいiPhone 7 Plusをレビューする
本体が防水対応になって、雨の日の撮影も安心。新しいiPhone 7 Plusをレビューする 全 23 枚
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 筆者は作年秋からソニーモバイルのAndroidスマホ「Xperia Z5 Premium」を使いはじめて、間もなく1年が経つ。そろそろこのスマホにも飽きてきた頃だなぁと思いはじめていた頃、アップルが「iPhone 7 Plus」を発売した。同じ5.5インチのXperiaから乗り換えるのにふさわしいモデルなのか、ジェットブラックのiPhone 7 Plusを用意して、話題のカメラ機能を中心に比較してみた。検証の日、都内はあいにくの雨模様だったが、防水になった新しいiPhone 7 Plusの実力をテストするのにはかえって好都合だ。

■iPhone 7とiPhone 7 Plusはどこが違う?

 はじめに今回アップルが発表した新しいiPhone 7とiPhone 7 Plusの違いについて、ざっくりと整理しておこう。画面のサイズはiPhone 6/ 6 Plusの頃から変わらない、4.7インチと5.5インチ。サイズの違いによるバッテリーのスタミナ性能が異なっているのも従来モデルの通り。

 両者の大きな違いはカメラ機能になる。iPhone 7 Plusには“Plusシリーズ”として初めてデュアルレンズ仕様のカメラユニットが採用されている。デュアルカメラがスマホに乗ること自体は取り立てて珍しいものではないが、安定して高画質な写真や動画が撮れることで人気を集めるiPhoneがデュアルカメラを搭載したことで、改めてデュアルカメラシステムにより撮れるデジタルイメージに脚光が当たるのも頷ける。

 デュアルカメラシステムの構成はiPhone 7のものと同じ広角レンズに、加えて2倍の光学ズーム性能を持つ望遠レンズが1基搭載される。それぞれでキャプチャーしたイメージを、ソフトウェアの処理により合成してキレのある写真や動画データを記録する。iPhone 7では最大5倍のデジタルズームが限界だったが、iPhone 7 Plusでは最大10倍までのデジタルズームができるので、遠くからでも被写体にクローズアップできる。動画撮影時には6倍ズーム撮影が可能だ。さらに手前の被写体にフォーカスを合わせて背景にボケ味を加える、デジタル一眼レフカメラで短焦点レンズを使った時のような効果が付けられる「被写界深度エフェクト」も、ソフトウェアのアップデートにより今後の追加を待つ。

 そのほかの点でも、光学手ブレ補正がiPhone 7にも乗ってPlusと互角の性能となり、どちらも本体が防水仕様になった。明るいレンズに裏面照射型のCMOSセンサー、いわゆる像面位相差方式によるFocus Pixelsの技術を使ったオートフォーカスなど、スマホに搭載されるカメラとしては申し分のないスペックが揃った格好だ。
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《山本 敦》

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