揺れを70%低減!パナソニックの制震システム
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
「テクノダンパー」は超高層ビルや大規模建築で用いられる「座屈拘束技術」を住宅用に改良した制震システムで、地震の力を吸収する芯材と、座屈変形(折れ曲がること)を抑制する拘束材で構成されている。
同社が展開する耐震住宅工法「テクノストラクチャー」専用の制震システムとなり、「テクノストラクチャー」の耐震構造と組み合わせることで、一般木造住宅と比べ最大約70%揺れを低減することが可能だ。
地震を想定した力を繰り返し加える試験では、大地震に相当する負荷を100回以上与えても制震機能を維持することができるなど、繰り返しの地震にも効果を発揮する。また従来の制震システムよりも軽量化したことで、運搬利便性や施工性が向上。天井高さは最大2.8mまで対応可能だ。
同社は「テクノダンパー」をテクノストラクチャーオリジナル部材として発売し、「耐震+制震」のダブルの地震対策を提案するとともに、2018年度までにテクノストラクチャーの家への「テクノダンパー」の採用率50%を目指すとのこと。
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《防犯システム取材班/鷹野弘》
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