“脱・格安スマホ”を目指す楽天モバイル、「ガラホ」「大容量データプラン」「シェアプラン」を投入
IT・デジタル
スマートフォン
注目記事
-
【デスクツアー】真似したい自宅デスク環境一挙公開!
-
格安スマホに対抗! ドコモ、約650円のオリジナルスマホ「MONO」を投入
-
ドコモ、冬モデル発表!約650円の格安スマホ対抗モデル、Xperia XZ/X Compactなど13機種

■しかるべき立ち位置を確保
発表会の冒頭、楽天 執行役員 副社長の平井康文氏が登壇した。楽天モバイルの設立は2014年10月のことで、今月でちょうど丸2年が経った。平井氏はこれまでの取り組みを振り返るとともに、直近の利用動向調査を引き合いに「メインで利用している格安SIMサービスにおいて、シェアNo.1を獲得した」(MMD研究所調べ)ことなどを紹介。「MVNOの認知度が高まるなかで、楽天モバイルはしかるべき立ち位置を得つつある。サービスの進化が、シェアという形で現れてきた」と評価した。
オンラインとオフラインの融合を目指し、全国にリアルタッチポイントを増やし続けている同社。今年1月には「100カ所以上で展開する」と宣言していたが、10月27日現在で106店舗を展開するまでになった。次の目標は「2017年内に150店舗以上」と定めている。なお店舗の運営形態は、その土地によってフレキシブルに変えていく。例えば、東京・下北沢にはイタリアン・ジェラート・アイスクリームのViTOとコラボした新店舗を出店するほか、地方にはスーツケースを利用した“ポップアップストア”などの出店も予定しているという。楽天モバイルならではのユニークな出店事例になりそうだ。
■大容量プラン×シェアプラン
楽天 執行役員 楽天モバイル事業の大尾嘉宏人氏は、新サービスを紹介した。楽天モバイルの提供する大容量データプランは「20GBプラン」と「30GBプラン」。通話SIMなら20GBプランが月額4,750円、30GBプランが6,150円(すべて税込、以下同)。データSIM(SMSなし)なら20GBプランが月額4,050円、30GBプランが5,450円となっている。テザリングの利用に追加料金は必要なく、直近3日間のデータ通信量にも制限はもうけていない。申込受付は11月4日から、サービスの開始は2017年1月からを予定している。
大容量データプランと併用したいのが、家族でも1人でもパケット容量を分け合えるデータシェアサービス。同一名義のSIMカード間や家族間に限らず、楽天モバイルの利用者であれば誰とでもシェアできる仕様になっている。シェアオプション料金は1回線あたり月額100円(キャンペーン期間中は無料)。最大5回線のグループを設定でき、それぞれの回線の前月繰り越し分をグループ内で使える。2016年内に受付を開始、2017年1月からサービスを開始する。
《近藤謙太郎》
特集
この記事の写真
/
関連ニュース
-
格安スマホに対抗! ドコモ、約650円のオリジナルスマホ「MONO」を投入
IT・デジタル -
ドコモ、冬モデル発表!約650円の格安スマホ対抗モデル、Xperia XZ/X Compactなど13機種
IT・デジタル -
ゲオ、中古スマホの情報サイト開設……格安スマホとの料金比較などが可能
IT・デジタル -
格安スマホに、iPhone 6sの「3D Touch」のような機能を搭載? 米BLUが新端末
IT・デジタル -
格安スマホ「TONE」が大幅アップデート! 石田社長「最も安心してポケモンGOが遊べる環境」
IT・デジタル -
郵便局が格安スマホ/全方位型タイヤ/AIがお天気キャスターに!?……週間人気記事ベスト10
IT・デジタル