忘れ物が駅に届くと持ち主に自動通知!東急が新サービスを試験導入
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
「MAMORIO」はMAMORIO社が展開する、Bluetooth Low Energy(BLE)を使った落し物追跡タグ。スマートフォンとペアリング(同期)することで、スマートフォンから一定以上の距離が離れるとプッシュ通知を行うことで、置き忘れを防ぐことができる。
また通知に気付かず紛失してしまった場合も、公共施設等に設置された専用アンテナがタグの電波を受信したり、「MAMORIO」アプリをインストールした他のユーザーがタグの近くを通ったときに位置情報が通知される「クラウドトラッキング機能」により、紛失物の現在地を把握することができる。
今回試験導入するサービスでは、この「クラウドトラッキング機能」を利用したもので、東横線・田園都市線渋谷駅「ヒカリエ2」改札口横の忘れ物受付所に専用アンテナを設置。「MAMORIO」を付けた落し物が届くとユーザーに位置情報が通知され、渋谷駅で保管されていることが分かるという仕組みだ。
忘れ物通知サービスの試験導入は11月15日から約6か月間実施され、両社はこの間にユーザーの意見等も参考にしながら、検知精度の向上や連絡先のお知らせなど将来的な活用方法を検討していくという。
《防犯システム取材班/鷹野弘》
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