「テロ・凶悪事件」テーマに6時間半放送……30日『報道の日 2016』
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もし来年、トランプ氏が過激な政策を取った場合、一番心配されるのは「テロの拡散と過激化」。日本も国際的なテロとはもう無縁ではいられない。日本で起きた「テロ・凶悪事件」の背景には、アメリカに端を発し、アメリカの影響を受けて起きた事件が数多くある。
番組では1963年以降の重大な「テロ・凶悪事件」を洗い出し、その背景を探って原因と対策を考えるという。
<主な内容>
■1974年 連続企業爆破事件~オフィス街襲った日本最悪の爆弾テロ 被害者が初証言
昼休みの東京・丸の内。三菱重工本社ビル前で、突如、爆弾が炸裂し8人が死亡。アジアへ進出する企業を「経済侵略」とみなした過激派による無差別テロだった。吹き飛んだガラス片などで重傷を負った元社員が、凄惨な当時の現場の様子を初めて語る。
■1975年 クアラルンプール事件~超異例のテロ犯釈放 本当の人質は…
マレーシアの首都クアラルンプール。武装した過激派・日本赤軍がアメリカ大使館を襲い、52人の人質を取り、日本政府に対して、捕まった仲間の釈放を要求する。その一報が三木武夫首相(当時)に伝えられたのは、ワシントンでの日米首脳会談の直前。じつは、テロのタイミングは周到に計算されたものだった。
■1993年 文民警察官死傷事件~“丸腰”の警官はなぜ危険地帯に送られた?
自衛隊初のPKO派遣先となったカンボジアには、国際貢献の名のもと警察官も派遣されました。しかし、彼らに武器の携行は許されませんでした。そして、岡山県警の高田晴行さん(当時33歳)が武装集団の襲撃を受け、命を落としたのです。隊員らが当時、撮影した映像から分かる「危険な任務」の実態とは?これまで多くを語らなかった遺族が明かした胸の内とは…
■1999年 能登沖不審船事件~自衛隊初の「実戦」命令 決死の隊員が身にまとったものとは
日本海に現れた不審な船。海上自衛隊のイージス艦らが北朝鮮方面へと逃げる船を猛追する。止まらない船に対し、政府が決断したのは史上初の自衛隊への「実戦」命令。そして、速度を落とした不審船に乗り込もうと、自衛隊員らが決死の覚悟で腹に巻いたものとは…
■2001年 アメリカ同時多発テロ~機内に凶器なぜ?日本の空港警備は万全?
4機の飛行機が同時にハイジャックされるという世紀のテロ事件で、なぜ犯人たちは凶器を機内に持ち込めたのか。一方、1970年、日本初のハイジャック「よど号事件」では、犯人が日本刀などを機内に持ち込んでいた。「金属探知機」、「X線検査機」と次々、保安は厳しくなるものの、それをかいくぐってハイジャックは起きた。いま、日本が求められている空港警備の対策とは?
■そしていま…「イスラム国」vsトランプ次期大統領で、世界は?
イラク・シリアで重要局面を迎えている過激派組織「イスラム国」掃討作戦。ネットを通じて世界中から仲間を募り、恐怖を拡散する「新たなテロの時代」は、「イスラム国」根絶を最重要の外交政策と位置づけるトランプ次期大統領のもと、収束するのか?
《RBB TODAY》
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