防火窓の常識を覆す!? YKK APの網なしタイプの防火窓
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現状、交通大臣認定防火設備の「防火窓」では、網入りガラスの使用が一般的。そのため窓から屋外の景色を眺める際に網が視界を妨げ、眺望性を損ねてしまう点が課題となっていた。
同社は防火機能を有し、且つ、網のない耐熱強化複層ガラス(Low-E)を採用した防火窓を開発し、国土交通大臣認定防火設備の認定を取得。これにより都市部に多く分布する防火/準防火地域の住宅においても、窓からのクリアな視界を提供することが可能となる。
今回はフレーム部分が室内外ともにアルミ製の「アルミ複層タイプ」に加え、室内側を樹脂フレームにすることでより断熱性を高めた「アルミ樹脂複合タイプ」にも「耐熱強化複層ガラス仕様」を設定。防火機能と高断熱化の両立を実現している。
参考価格は幅1,690mm×高さ1,170mmの引違い窓(窓タイプ)でアルミ樹脂複合タイプが276,900円、アルミ複層タイプが197,700円。幅640mm×高さ1,170mmのたてすべり出し窓(オペレーターハンドル仕様)でアルミ樹脂複合タイプが128,300円、アルミ複層タイプが76,400円(いずれも税別)。
《防犯システム取材班/鷹野弘》
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