まるで手を引かれているような感覚!? 触覚を使った屋内ナビゲーション技術
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「触覚を使った屋内ナビゲーション」とは、NTTが開発した触覚刺激による牽引感覚生成技術「ぶるなび」と、イタリア・GiPStech(ジップステック)社の地磁気を用いた屋内測位・ナビ技術を組み合わせたソリューション。
専用アプリをインストールしたスマートフォンが、「ぶるなび」を搭載したスマートフォンケースにBluetooth経由で指示を送ることで、手に持ったスマートフォンがまるで手を引くように目的地まで誘導してくれる技術となる。
従来のナビゲーションでは、地図表示の画面を見ながらの案内となることがユーザビリティー上の課題となっていたが、本技術を使用することで暗闇・煙霧などで視野が悪くなっている状態での安全なルートのナビゲーションや、商業施設でのバリアフリーな購買誘導なども可能になる。
なお、「ぶるなび」の技術は人間の錯覚を利用したもの。一方向にすばやく、その反対方向にゆっくりと振動させることにより、「あたかも手を引かれるような感覚」を生み出すことができるのだという。
また屋内測位・ナビ技術には(自然の)地磁気を活用するため、専用設備等の設置が不要で、初期投資を抑えることができる点も注目したいポイントとなる。既存のWi-FiやBeaconと組み合わせることも可能だ。
実証実験はまず2月16~17日開催のNTT R&Dフォーラムにて、来場者への誘導サービスという形でデモ展示を行う。さらに2017年春頃にイタリア国内でも実証実験を行う予定となっている。
《防犯システム取材班/鷹野弘》
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