これだけは知っておきたい!Adobe Creative Cloudを賢く導入する方法 2ページ目 | RBB TODAY

これだけは知っておきたい!Adobe Creative Cloudを賢く導入する方法

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アートディレクター・デザイナーの西林和美氏
アートディレクター・デザイナーの西林和美氏 全 2 枚
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■煩雑なシリアル管理の手間から解放された

 西林氏の職場では、アドビCCに切り替えてから煩雑なシリアル管理の作業から解放されたという。「例えば今まではパソコンがクラッシュするとアプリケーションを再インストールする必要がありました。社内に複数のパソコンとアドビ製品があると、シリアル番号の正しい組み合わせを探す手間と時間も取られがちです。アドビCCではユーザーのAdobe IDをきちんと控えておけば、あとはオンラインからアプリケーションを再度インストールするだけで簡単に元の作業環境に復帰できます」

 アドビCCでは「Creative Cloudライブラリ」を活用することでグループ作業の環境が手軽に構築できる。ファイルやフォルダー、ライブラリに保存した画像素材などをオンライン経由で社内・社外のスタッフと共有すれば、作業の内容をリアルタイムに反映しながらスピード感のある作業ができる。共有されたライブラリにはパソコンだけでなく、スマホなどモバイル端末からでもアクセスが可能。ライブラリ内のフォルダやファイルは、個別に閲覧・編集権限を設定して、特定のAdobe IDのユーザーだけを招待することができる。「外部のスタッフにはCreative Cloudライブラリの公開URLを作成してメールで送れば、大容量のファイルをメールに添付して送り先の相手を困らせたり、ファイル一式をクラウドストレージにアップロードする作業の負担が減らせます。クライアントにデザインをチェックしてもらいたい時にも、相手がAdobe製品を所有していなくてもライブラリーの共有リンクからブラウザ上で見ていただけるのが便利ですね」という西林氏。よりリッチなコンテンツを制作する際に不可欠なフリー画像素材のMarketや、モリサワの日本語書体などを含む高品質なフォントは「Typekit」としてアドビCCのサービスに含まれていることも、デザイナーにとっては心強いポイントなのだという。

 西林氏によればアドビCCはアップデートのたびに単純に機能が増えるだけでなく、使い勝手も良くなっているという。例えばAdobe Photoshopの画像補正など、初心者には難しそうに感じられる操作が誰でも簡単にできたり、Adobe Dreamweaverでは難しいソースコードもヘルプを見ながらポイントをチェックできる。「Webページのデザイナーとコーディングを担当するエンジニアがそれぞれの専門分野に精通していなくても、アドビCCの便利なツールが互いのコミュニケーションを補ってくれるので、よりレベルの高い共同作業ができるようになりました」という西林氏は、いま移行をためらっているユーザーはすぐにでもアドビCCに乗り換えるべきと太鼓判を押している。

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《山本 敦》

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