■「J:COMオンデマンド」アプリとは？
J:COMオンデマンドは、映画やドラマ、アニメなど話題作をTVやパソコンなどで楽しめるVODサービスでスマホアプリにも対応している。月額933円を追加で支払うと、映画やドラマなど約8,000本以上の作品が視聴できる『メガパック』というサービスが利用できる。
最大の特徴は、動画を視聴中のパケット通信量がカウントされないということ。普通のスマホであれば、オンラインで動画を見ると激しくデータを消費するため、視聴中にも「今月あと何GB残っているかな」などと心配になってしまう。でも「J:COMオンデマンド」アプリなら、ドラマや映画を何本見ても消費パケットは0バイトのまま。だから思う存分に動画コンテンツを楽しめる。
提供中のジャンルは映画、国内ドラマ、海外ドラマ、アニメ、エンターテインメント、バラエティなど多岐にわたる。ちなみに海外ドラマなどに熱中した結果、「見始めたら止まらなくなった」という経験はないだろうか。「J:COMオンデマンド」アプリなら見たいコンテンツを一挙見できるので、そういったケースでもストレスがない。
さて、気になるのが実際の使い心地。そこで早速、J:COM MOBILEで利用できるスマホを使ってJ:COMオンデマンド メガパックを楽しんでみた。
■映画を視聴してみた！
アプリを起動させると、様々な作品のサムネイルがずらっと表示される。作品は映画(洋画・邦画)、テレビドラマ、エンタメ・ホビーなどジャンルから選べるほか、「最近見た作品」「メガパック新着!」「無料作品 特集!」などから選ぶことも可能だ。
視聴作品に選んだのは、2月1日よりJ:COMで独占配信が始まった「愛のむきだし【最長版 THE TV-SHOW】」だった。原案・脚本・監督は園子温、主演は満島ひかり、西島隆弘、安藤サクラ。どんな内容の作品だろうか？簡単に紹介しよう。ベースになっているのは2009年に劇場で公開された映画で、公開当時、ベルリン国際映画祭をはじめとする国内外の様々な賞を獲得している。J:COMが独占配信するのは、この映画のカットシーンなどを再編集して、各話30分、全10回(合計5時間)のテレビドラマにしたもの。先の劇場公開版は4時間だったが、それより1時間も長い尺計算になっている。
原作を知らなくても、勘の良い人であれば「園子温監督」「R-15指定」のキーワードから、様々な想像が膨らむのではないだろうか。実際に見始めると、なるほど期待に違わず。とても民放では放送できないシーンが繰り広げられた。ちなみに劇場公開版に盛り込めなかったシーンも入っているので、「映画の方で見た」という人にもオススメだ。個人的には、妖しい魅力を放つ満島ひかりの虜になってしまった。