ロンブー田村と蛯原友里がパラリンピックの正式種目・ボッチャに挑戦! | RBB TODAY

ロンブー田村と蛯原友里がパラリンピックの正式種目・ボッチャに挑戦!

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ロンブー田村と蛯原友里がパラリンピックの正式種目・ボッチャに挑戦!
ロンブー田村と蛯原友里がパラリンピックの正式種目・ボッチャに挑戦! 全 17 枚
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 本日18日、北区赤羽体育館で開催された「 2017ボッチャ東京カップ」に、ロンドンブーツ1号2号の田村亮と、蛯原友里がTEAM BEYONDスペシャルチームとして参戦。会場を盛り上げた。

 TEAM BEYOND -TOKYOパラスポーツプロジェクト-は、東京都の主導する2020年とその先を見据えて都民・国民の障害者スポーツに対する関心を高めるためのチーム。田村と蛯原は同プロジェクトのユニフォーム衣装で登場し、TEAM BEYONDサイトで募集された一般参加者とそれぞれチームを組んで、赤・青それぞれ 6球ずつのカラーボールを投げ、ジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに近づける競技・ボッチャに初挑戦した。

 蛯原は、初戦で「東京都庁チーム」に挑戦。ボールが思うようにコントロールできず、思わず「難しい!」という声が。しかし、チームメイトである一般参加者に向けて、「上手いよ!」と笑顔でエールを送り、ナイスプレーが出た時には思わず駆け寄りハイタッチする姿もみられた。結果は全敗に終わったものの、初めてのボッチャをこれ以上にない程に楽しんだ様子で、「初心者の私でも白熱して楽しめました!」とコメントしていた。

 一方の田村は、初戦にして勝利を収め、好調の滑り出しを見せる。準決勝進出をかけた2戦目は「TOPPAN BOCCIA CLUB」と対決。一投球ごとに、状況を確認すべくジャックールへ駆け寄ったが、審判の合図まではコートに入るとファールになってしまうことから、実況からは「ファウルになりかねませんね(笑)」との声も。田村はコートから実況席へ手を合わせながら「ごめんなさい!」と叫び、会場は笑いに包まれた。チームは惜しくも準決勝進出を逃してしまったものの、「シンプルなのに作戦性が高くて面白かった!」と、すっかりボッチャに夢中の様子だった。

 大会内のスペシャルイベントでは、リオパラリンピックで日本ボッチャ史上初のメダルを獲得した廣瀬隆喜選手と、高橋和樹選手、田村・蛯原の4人が一緒にプレイ。田村・蛯原は、実際に2戦プレイした直後だったこともあり、メダリストのボールコントロールの正確さ、綿密な戦略性を目の当たりにして驚きを隠せない様子。廣瀬選手の圧倒的な戦略に田村は、「僕の思っていた戦略と全部違った。自分の考えつかない、想像を絶することが起こっていて、その戦略がイメージ通りプレイできるのがすごい。」と興奮気味に語った。

 ボッチャ体験終了後、田村は「今日やってみて、敷居は本当にかなり低いと思いました。」とコメント。一方で「戦術がこんなにあるんだと知り、自分が想像していた戦略が具現化できたときの喜びはすごいだろうなと思います。」と競技の醍醐味を語った。蛯原は「いろんな人にこれから広めていきたいと思いますし、2020年東京パラリンピック、ぜひがんばってください!」と日本代表メンバーにエールを送った。

《KT》

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