満島ひかりと永山絢斗が恋人役! 映画『海辺の生と死』7月29日公開
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同作は小説家・島尾敏雄が妻との出会いを描いた短編小説『島の果て』と、その妻で自身も小説家の島尾ミホが故郷の記憶をつづった小説『海辺の生と死』の2つを基にしたラブストーリー。戦争中の奄美カゲロウ島に新しく駐屯してきた海軍特攻艇の隊長・朔中尉(永山)とそこで国民学校教員として働く大平トエ(満島)がお互いに惹かれあっていく姿を描く。恋人役を演じる満島と永山は朝ドラ『おひさま』(NHK)やドラマ『ごめんね青春!』(TBS系)で共演経験があり、昨年5月には交際が報じられた。そんな2人がどんな“恋人”を演じるのか注目が集まる。
満島は「島に棲む、人間の姿をした狗神のような女が、内地から特攻艇に乗るため、島へやってきた男と鮮烈に出会いました。女は自然を愛する男に狂うほどの恋をし、男はその女の海ほど深い愛にのみこまれてゆきます。この作品は、『愛vs戦争』の話だと思います。自然の愛おしさと恐さ、現実のぬるさと心地よさ。みた人が何かに『気づく』映画、かな」と作品を紹介。
永山は「朔という一人の男の胸の内の葛藤に、僕自身も苦しみ、心が同じように高鳴って、幸せを感じることが不思議なまでに出来ました。そして僕の中で朔という男は、今でも軍服を着たままの姿で、壁一枚隔てたすぐ向こう側にいるように感じるのです」とコメントした。
また、永山のほかにも島で慈父(うんじゅ)と慕われるトエの父親役に津嘉山正種、朔中尉の部下・大坪役に井之脇海、自分より若い上官に鬱屈した表情を見せる兵士に川瀬陽太と、実力派キャストの出演が発表された。
(C)2017島尾ミホ/島尾敏雄/株式会社ユマニテ
《松尾》
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