黒沢清監督『散歩する侵略者』がカンヌ出品!長澤まさみ「嬉しい反面、ドキドキ」
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劇作家・前川知大率いる劇団イキウメの人気舞台「散歩する侵略者」を映画化した同作は、数日間の行方不明の後、夫が“侵略者”に乗っ取られて帰ってくるという大胆な設定をもとに変化していく日常を描いた物語。黒沢監督は2008年に『トウキョウソナタ』で「ある視点」部門審査員賞受賞を、そして2015年にも『岸辺の旅』で「ある視点」部門監督賞受賞を受賞するなど「ある視点」部門で過去2回の受賞経験を持つ。キャストには長澤まさみ、松田龍平、長谷川博己らが名を連ねる。
黒沢監督は「たぶんこの映画は、他の何にも似ていないから選ばれたのでしょう。スタッフ、キャスト全員の力が合わさって、初めて強烈な個性が生み出されます。その代表としてカンヌに行きます。みんな、ありがとう」と感謝をコメント。長澤は「この映画をたくさんの国の方々に見て頂ける事を嬉しく感じる反面、ドキドキしている自分もいます」、松田は「大変嬉しく光栄に思います。デビュー作以来のカンヌ映画祭。最高です」と話し、長谷川は「観る人によって何色にも染まれるこの映画が、どのように世界を『侵略』していくのか楽しみです」と映画にちなんだコメントを残した。
映画『散歩する侵略者』は9月9日全国ロードショー。
(C)2017『散歩する侵略者』製作委員会
《松尾》
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