玉木宏、60着の衣装を着こなす松嶋菜々子を絶賛「すごく素敵でした」
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同ドラマは、戦後の華やかなファッション業界を舞台に愛と欲と策略が絡み合う人間ドラマ。原作の山崎豊子が生まれ育った大阪・船場で始まり、神戸・甲子園・京都など関西を中心に物語が展開。船場の羅紗(ラシャ)問屋の娘として育った主人公の大庭式子を松嶋が、女たちを翻弄し利用する野心家・八代銀四郎を玉木が演じる。
玉木は、東大卒の美男子で式子の女弟子たちと関係を持つ銀四郎を演じる中で、膨大な量のセリフを大阪言葉で繰り出すそう。しかし、セリフの85パーセントほどを頭に入れ、方言のイントネーションも体に染み込ませた状態で撮影に臨んだため「苦労という苦労は正直していないです」と述懐。「先にセリフを入れたことですごく体は楽になっていました。大変さはそこまではなかったと思います」と芝居に集中することができたエピソードを振り返った。
10点を超えるオリジナルデザインのものを含めて、劇中で約60着の衣装を身に着けているという松嶋は「体に合わせて作って頂いている部分もありますから、『着ているだけで背筋が伸びるということがオーダーメイドなのかな』と感心しました。自然に背筋が伸びるので撮影中も楽に式子を演じることができました」と目を輝かせた。
玉木は、そんな松嶋を「本当に素敵でした。品の良さをもともとお持ちでいらっしゃいますし、松嶋さんだからこそ似合う衣装もあったと思います。すごく素敵でした」と絶賛。松嶋も辣腕ぶりを発揮する玉木のスーツ姿が「素敵でした」とうっとり。
イベントでは、未来のファッションデザイナーを応援するために開催された「ファッションデザインコンペ」の授賞式も行われた。ドラマ内で使用される衣装のデザインを学生から募集し、542点の応募の中から、5作品の優秀賞と、1作品のグランプリが表彰された。
応募した学生らにトロフィーを手渡した松嶋は、「今回の受賞がこれからのデザイナー人生に活かされていくと思います」、「自信を持って、個性を大事に夢を実現して下さい」と祝福。「素敵です。立体感もあります」とグランプリ選ばれた作品を絶賛した玉木は、「これからも夢を追い駆けて頑張って下さい」とエールを贈った。
「女の勲章」(フジテレビ系)は、4月15日と16日、2夜連続よる9時に放送。
《RBB TODAY》
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